過去の数値から仕事をする税理士

数値を活かして過去と未来をつなげる

岐阜市の未来会計士 藤垣寿通です。

毎日ブログ443日目

 

 

 

おはようございます!

今週は天候が不安定ですね。

今日明日は曇ったり雨降ったりのようです。

台風も発生しているようで、

日本に上陸しないことを願います!

 

 

今日の「型」の話は、

一昨日の俳人の黛まどかさんのお話しから。

俳句には「型」がありますよね。

五・七・五の十七文字からなる定型詩ですね。

黛さんはフランスに住んでいたことがあり、

海外でも俳句の美しさを

伝えていたとのことでした。

型

 

ところが、

外国人はこの型というものを嫌うというか、

型を守らない人が多いそうです。

そんな時には

なぜ型が必要なのかを

説明したそうです。

まず、

型がないと

それはただのショートポエムに

なってしまうということ。

この文字が決められた中で

表現するからこそ、

生まれる表現の美しさがあるんだそうです。

 

 

俳句の型を、

体操の床の競技に例えて

説明をされるんだそうですよ。

体操の床運動は、

12メートル四方の決められた

枠の中で競い合います。

この枠のギリギリまで使って、

助走をしてジャンプをします。

そして、角のギリギリのところで

着地が決まったときの美しさは

皆さんご存知ですよね。

この競技が枠がないものだったら、

どこまでも助走ができるし、

着地の場所もどこでもいいとなります。

それだと、ちょっと違いますよね。

決められた型の中で

表現をすることで、

難しさがあり

美しさも生まれると言われました。

 

 

 

でもね、

世の中いろんな人がいます。

「型」があるのに、

最初から自分なりのやり方をして

失敗ばかりする人を

何度も見てきました。

その人が人を信用しないわけでは

ないと思うんですよね。

でも、自分が納得がいかないと

受け入れられない性分の人もいるでしょう。

受験勉強のやり方でも

この「型」に沿っているかどうかが

合格に影響します。

初めて受験するのに、

講師のやり方に不満を持ってしまい、

自分なりのやり方で勉強をしてしまう。

「出題されやすい順に勉強しなさい」

と教えられてるのに、

問題集の頭から順にやらないと

気が済まない、など。

ちゃんと講師のいうことを聞きましょうね。

 

 

ちなみに、

効き脳診断をすると、

自分は脳のどこを使って

考えているかが分かります。

効き脳診断

Aが強ければ、

理屈が分からないと納得しない。

Bが強ければ、

上手くいくための過程やプロセスが

見えないと納得しない。

Cが強ければ、

それが相手との感情にどう関連するのか

分からないと納得できない。

Dが強ければ、

それで結果はどうなるのかが

見えないと納得しない。

 

 

それぞれに納得の仕方が

違うということです。

「型」があっても、

自分の強みで理解できなければ、

自分の成功してきた過去のやり方に

当てはめてしまうんですよ。

でもね、せっかく「型」があるのだったら、

それを使ってみようよ!ってことです。

その「型」は理由があってそうなっているのです。

とにかく、最初は「型」から入る。

愚直にやってみるうちに、

自分なりの解釈ができてくるはずです。

ある程度できるようになってから

自分の表現をすればいいのであって、

最初から「型」はずれは失敗のもとです。

守破離という言葉がありますが、

やはりこれも最初は

「守」です。

まずは「型」から入ってみましょうね。

 

 

 

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