決算書から行動につなげる!
過去の数値から仕事をする税理士
数値を活かして過去と未来をつなげる
岐阜市の未来会計士の藤垣寿通です。
毎日ブログ2188日目
おはようございます!
7月も今週で終わりますね。
年齢を重ねるごとに、
時間の過ぎていくスピードが上がって感じますね。
これには諸説あるようですが、
実際に経験を重ねていくことで
時間を感じる速さは変わるようですね。
さて、
経営者に本当に伝えていきたいこと。
それは無策で経営しないということ。
具体的に今年中に何をどうするのか?
これが明確じゃなければ
何も為し遂げられません。
決算で赤字になったとします。
では来期はどうしますか?
と聞かれたときに、
「とにかく売上が上がるように頑張ります!」
これでは売り上げは上がらないでしょう。
だって誰だって売上を上げようと思っているんですよね。
それでも赤字になってしまったのに、
ただ単に頑張ったって
空回りするだけです。
会計事務所の訪問スタッフも
「売上をあと○○円あげましょうね」
などという無意味なアドバイスはしてはいけません。
売上を上げるという言葉は
大きすぎて具体性がありません。
もっともっと小さな単位まで
具体的にしていかないと
行動にはつながらないのです。
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私たち税理士視点でアドバイスするときには、
固定費と粗利のバランスからお話しします。
固定費を賄えるだけの粗利が出せるのかどうか?
今の粗利率から逆算して
粗利が固定費を超える売り上げを計算してみます。
その売上を得るためには、
今の売上先の取引がどう変わったら実現するのか?
ABC分析といって商品別、得意先別で考えてもらうのです。
それでも売上が足りなければ、
固定費をどうやって下げていくかを考えるのです。
ここまで落とし込んでいくと
経営者は勝手に考え始められるようになります。
世の中の中小零細企業の経営者は
経営をしていません。
ただ経営者をしていますが、
現場で仕事をしながら営業もやり、
経理もやり総務もやってます。
つまり全部やってるのが中小零細の社長さんなのです。
経営について学んでいる時間なんて
とてもないんですよね。
でも、
ちょっとしたコツがわかるだけで
決算書が読めるようになります。
ポイントだけ掴めればいいのです。
そういう勉強をしてください。
気になる方は藤垣会計までお問い合わせくださいね。
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