北極星
過去の数値から仕事をする税理士
数値を活かして過去と未来をつなげる
岐阜市の未来会計士の藤垣寿通です。
毎日ブログ3745日目
こんばんは!
今日はキングコングの西野さんの新しい書籍「北極星」を読んだ感想。
いつも刺激的な言葉に真理を詰め込んだ内容で、
今回も痛快な書きぶりがとても気持ち良い一冊です。
書籍の冒頭から、
母が無知だと病気になる。
父が無知だと貧乏になる。
日本では親が子に
「投資は危ないから絶対に手を出しちゃダメ」
と𠮟りつけながら、今日も自分たちが働いて稼いだお金を
すべて銀行に預けている。
彼らは「労働で得たすべてのお金を日本円に投資している」ということを
綺麗サッパリ見落としているし、
円安によって自分たちが投資に失敗している状態であることにも気づいていない。
ひどいギャグだ。
こんな痛烈な話しから始まる。
また、いつも私が思ってきたことも
とても分かりやすく伝えてくれています。
量質転化の法則という量をこなすことで質がよくなることを
ワークライフバランスの話しでまとめてくれています。
世の中ではワークライフバランスといって、
仕事8時間、プライベート8時間、睡眠8時間と区切ることを推奨しているが、
これは年代によってとらえ方が変わるということを見落としていると言ってます。
つまり、
年代ごとに重要とすることが変わっていくので、
一概に8時間ごとに区切ることはできないのだ。
10代の武器は友達。
友達次第で日々の生活が変わる。
友達選びで人生が変わる。
20代の武器は体力(量)。
量をこなすことで質を手に入れるのだ。
「量より質」という言葉があるが、
この言葉が若者に都合よく誤解を与えている。
実際は量をこなさないと質は手に入らない。
つまり若手に質という選択肢はない。
30代の武器は技術(質)。
20代で積み上げた人には質が手に入る。
量で磨かれた技術で蹴散らし、
頭一つ抜きん出る。
40代の武器は人脈。
20代30代で培った技術で信用を生み出し、
誰と関わることができるかが決まる。
ここで誰と組むことができるか、
人脈の質は20代30代の積み上げたもので決まるのだ。
私はおかげさまで40歳直前に税理士になれた。
だから40代で築き上げた人脈は価値のあるものになったが、
30代までに何かをなしえなければ、
そのレベルでの人脈しか作れないのだ。
50代の武器は健康。
なぜなら、この時期は経験や人脈といった無形の資産が
最も充実している一方で、
それらを活かすための身体的資本が徐々に目減りしていく年代だからだ。
これまで積み上げた技術も人脈も、
最終的には現場に立てる身体がなければ使いものにならない。
私にとってはここがまだ手付かずでこれから積み上げていくところだ。
そして、
60代以降は愛嬌。
この時期になると体力も瞬発力もかつてのようにはいかない。
人を引き付ける柔らかさや待ち合わせ場所になる力が
何より価値を持つようになる。
若いころの尖りは、丸みへと変わる。
その丸みが他社を受け入れ、若手が寄ってくる磁力となる。
このフェーズについてはまだ私には分からないし、
そうできる自信もない。
でもそうしていかなければならないのは
何となく分かります。
書籍の中ではこのように
年代ごとに武器や戦い方が違うと語っています。
にもかかわらず、一律でワークライフバランスだとか言って
20代の若者がプライベートに時間を優先して
仕事はただこなすだけという実態が今の日本だと感じます。
これでは量が質に変わりません。
だから30代になっても技術に変わりません。
それどころか転職ばかりして、
30代になっても新入社員並みのスキルしか身に着けられないのです。
ひとつのことに5年や10年使って初めて一人前です。
私たち税理士業は専門サービス業なので、
すべての技術は積み上げられていきます。
10年経ってやっと一人前かなというくらいなので、
3年や5年では全体の仕事の中の一部くらいです。
本当の面白さも一通りやってみないと分からないものですよ。
本当に怖いのは、
書籍にも書かれてますが、
量でも質でも抜きん出ることができなかった人間は、
同じく抜きん出ることができなかった人間とともに
同じ40代の人脈戦を生きることになるということ。
買った人間は勝った人間と組むので、より勝つ。
負けた人間は負けた人間としか組めないので、より負ける。
これが世の理だと。
今日はたくさん引用させていただきましたが、
本当にいつも私がお伝えしてきたことが
グサグサと書かれていて刺激的です(笑
勝ち組に残るために
ぜひ若者に読んでもらいたいです。