過去の数値から仕事をする税理士

数値を活かして過去と未来をつなげる

岐阜市の未来会計士 藤垣寿通です。

毎日ブログ513日目

 

 

 

おはようございます!

うちの今年の営業も

残すところあと二日です。

やり残しが無いように

今年のことは今年のうちに!

 

 

 

今日は行動できない人の

あるパターンを

考えてみたいと思います。

今の状況を変えるために

絶対に何かをした方がいいと

周りからは見えていても、

本人は全く動くことがない。

どれだけアドバイスをしても、

全く理解してくれない。

そんな人たちは

どう考えているのでしょうか?

 

 

どちらかというと

女性に多いのかもしれませんが、

「先のことは分からないから。」

というフレーズを使う人は

かなり要注意かもしれません。

 

 

推測ですが、

効き脳診断をすると

C単独のタイプに属すると

思われます。

どんな人かというと、

感情、感覚的なことを重視する人。

効き脳診断

 

 

理屈で説明されても、

損得で説明されても、

将来はこうなると言われても、

どれだけ説得しようとしても、

動かない人はいらっしゃいます。

なぜかというと、

感情が納得してないからです。

ちなみに、

その時に応えるフレーズが

「先のことは分からないから。」

なんですよ。

 

 

 

経済学ではサンクコストという

考え方があります。

海の底に沈んでしまって回収不能なもののように、

どう考えても回収できないものをいいます。

 

例えば、

10年かけたダム建設が始まりました。

8年目まできて、80億円投入してきました。

ここで、ある新技術が開発され、

そのダムは必要ないことになってしまいます。

でも既に80億円も投入しました。

しかも、あと2年、20億円で完成します。

あなたが決定権者だったら、どうしますか?

ダム建設とサンクコスト

 

 

答えは「中止する」です。

不要なものに、

さらに20億円も投入することは

ドブにお金を捨てるようなものです。

過去の80億円は回収できませんが、

更にお金を捨てることはありません。

この帰ってこない80億円のことを

サンクコストというんですね。

 

 

この事例は数字が大きいので

ピンとこないかもしれませんが、

こういった事例は日常にあふれています。

お金が絡むことだけではなく、

人間関係でもあるかと思います。

いままで続けてきたから、

なんとなく止めづらいとか。

極端な話しだと、

婚姻関係で離婚できないというのも

あるかもしれませんね。

失った時間もサンクコストと同じで

もう戻って来ません。

これ以上大切な時間を失わないために

止めることができればいいですよね。

 

 

しかし、

頭では分かるけれど、

感情が許さないから

決断できない人もいるんです。

「どれだけ言っても伝わらない。

 あいつは何を考えているか

 分からないよ!」

という場面では、

考えてはいても、

感情が行動を止めることも

あるですね。

その感情を浄化することは

なかなか難しいことでしょうけど。

 

 

今日お伝えしたかったことは、

理屈をどれだけ伝えても、

動かない人は動けないということ。

そんな人たちもいるんですよね(^^)

 

 

 

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