プロの思考管理②
過去の数値から仕事をする税理士
数値を活かして過去と未来をつなげる
岐阜市の未来会計士の藤垣寿通です。
毎日ブログ2447日目
おはようございます!
今日は藤垣会計事務所でセミナーを開催します。
私も久しぶりにセミナー講師をします♬
たくさんの方に価値提供をしていきます!
さて、
今日は昨日の続きです。
昨日の話しでは、
脳は主語が分からないから
マイナスの言葉を使うと自分に返ってくるという話でした。
この話って、
チームビルディングでも使えるので
事例をご紹介しますね。
チームリーダーや組織者の方は特に意識して聞いてください。
高校野球の監督の例をご紹介しましょう。
強豪校と呼ばれる高校の野球部監督は
ただ教え方や采配が上手いだけではありません。
伝え方も一流だったりします。
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もしもあなたが野球チームの監督で自分のチームが試合をすることになりました。
その相手はここ最近の戦績が1勝5敗。
大きく負け越している状態の相手です。
あなたはどうやってチームメンバーを鼓舞しますか?
うまくいかない監督は、
「みんな、今日の相手はいつも負けている相手。
だけど、今日こそは絶対に負けないように頑張ろう!」
と言います。
チームを勝たせる監督は、
「みんな、今日の相手はいつも強い相手。
今日は相手が勝つのではなく、俺たちが絶対に勝つ!
頑張ろう!」
と言います。
何が違うのかというと、
負けるという言葉が入っているか入っていないか。
人間の脳は「負ける」の主語が誰か分からないので、
「相手が負ける」や「負けない」と言っても
負けることをイメージしてしまいます。
だから常に「勝つ」という言葉で伝えていくことが
脳科学的には正解なのですね。
これって子育てでも応用できます。
小さな子供がお母さんのお手伝いをしてくれます。
コップの水をお盆に乗せて運ぼうとしています。
「こぼしちゃダメだよ」
と言うと本当にこぼしてしまいます。
「丁寧にゆっくりとね」
というとこぼさずに運んでくれるのです。
人はその言葉をイメージしてしまい、
脳に描かれたその映像に近づいていってしまうのですね。
これは統計結果でも証明されていると聞いたことがあります。
相手に伝えるイメージが結果を変えることがあります。
それを踏まえて、
あなたはどんな言葉を選択していきますか?
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