3か月で寿司職人!?
過去の数値から仕事をする税理士
数値を活かして過去と未来をつなげる
岐阜市の未来会計士の藤垣寿通です。
毎日ブログ2493日目
おはようございます!
今日で5月が終わり、
明日から6月です!
税理士業界では繁忙期が終わって
落ち着くのが普通ですが、
私の場合他のいろいろが大変だったりしてます💦
さて、
先日テレビ番組で寿司職人の専門学校が特集されていました。
その学校ではなんと!
3か月で寿司職人の技術を習得できるというのです。
一般的には1年目は掃除、
2年目は寿司飯を作るだけ。
3年目も仕込みの作業、、、
というように最近の若者は嫌になってすぐ辞めてしまうそうです。
確かに3か月だけで観につくこともありそうですけど、
実際にはどうでしょうかね?
というか、
あなたは3か月勉強しただけの寿司職人の店に行きますか?(笑
ちなみにその学校では衛生については勉強しないそうです(爆
お寿司屋さんで衛生管理できない店主だったら絶対に行きたくありませんよね。
翌日お腹痛くなりそうです。
でね、
仕事では大切な3つの要素というものがあって
3か月で学べるのは何か?ということなんですよ。
3つの要素とは、
マインド(精神面)
スキル(技術)
ナレッジ(知識)
と言われていて、
3か月で学べるのはおそらくナレッジです。
スキルを学んでいるようですが、
そんなに簡単に身につくものではありません。
頭で覚えたことをやっているだけで、
無意識化でお寿司が握れるようになるまでは
何年もの年月が必要なんですよね。
そして何より大切なマインド教育が
まったくなされていません。
お客様に喜んでいただくためにという考え方がなければ、
自分の損得だけでお寿司を握るようになるでしょう。
お客様に対する言葉遣い、
ネタの仕入れ価格も儲けのためにやっていれば
安くて悪いものがでてきそうですよね。
なによりマインドが商売の土台です。
寿司の名店ともなれば、
寿司飯専門の職人さんがいらっしゃるそうです。
ご飯を炊いて酢飯を作るだけなのですが、
ミシュランで星がつくお店の職人さんでも
「うちの○○さんが寿司飯を作ってくれなかったらうちの寿司は出せません」
そう言い切れるだけの実力があるんですよ。
チームで大きな価値を提供しているわけです。
ご飯を炊くだけでも精密な計算の元で仕上げるのは
職人の技なのですね。
私たち税理士業界でも藤垣会計ではチームで仕事をしているので
同じような感覚があります。
データ入力でも決算処理でもお客様担当でも、
それぞれがいなければ仕事は成り立ちません。
チームで分業する理由は、
それぞれの仕事に専業特化するので
それぞれのレベルが上がりやすいのです。
それがプロフェッショナルというわけです。
どんな仕事でも自分の仕事に誇りをもって
プロフェッショナルとして生きていけるのです。
いきなり3か月で職人になんてなる必要ないんですよ。
それもマインド教育だと感じます。
しかし学校で何を学んでくるんですかね(^-^;
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