過去の数値から、

仕事をする税理士。

その数値を活かして、

未来を創造する

未来会計士 藤垣寿通です。

 

 

 

昨日まで京都に

行ってまいりました。

お客様にお誘いいただき、

いつもとは異質な時間を

過ごすことができました。

 

 

その宿泊先は、

なかなか施設自体が大きく、

さらに山に面しているため

階層が複雑なんです。

迷路のようで、

エレベーターの位置や

部屋の場所が

まったく理解できませんでした。

 

グネグネ曲がり、

上がって下がって、

何度同じ通路を通っても

いまいちピンときませんでした。

 

迷路

 

施設の全体像が

分かった瞬間は、

ベランダに出たときでした。

全体がコの字型になっていて、

中庭を囲む形になって

いたんですね。

これでようやく、

「なるほど、そうなっていたのか!」

と理解することができました。

 

鳥の目のように

全体を俯瞰することができれば、

自分が今どこにいるのか

理解できるんですね。

自分が対象の内部に

入ってしまうと、

自分の位置が分からないし、

全体のどこにいるのかも

分からなくなります。

 

 

これって、、

頭の体操みたいですよね。

例えば、

勉強でもそうです。

税理士試験では、

税法の法律を暗記します。

いや、暗記できていないと

瞬時に解答ができないから、

結果的に覚えるのが

手っ取り早いんですね。

で、その暗記についてです。

その法律の全体像を

知らずに暗記しても、

定着しないし、

とても覚えづらい。

やはりその法律の体系、

簡単にいえば目次ですね。

目次がわかると、

その条文は、

全体のここら辺だと。

すると、関連項目も順番に

思い出せるのですよ。

 

仕事でもそうです。

例えば、効率を考えた場合、

全体の流れが分かる人と、

目先のことに集中しすぎる人とでは、

終わる時間が大きく変わるでしょう。

全体を把握できていれば、

資料収集の段階から違うんです。

今すぐ必要な資料と、

少し後で必要な資料を、

最初に全部集めてしまえばいいものを、

その都度、思いついたときに

相手に請求していたら、

手間も増えるし、

相手も迷惑ですね。

全体を俯瞰する視点は、

忘れないようにしてくださいね。

 

思考を整理するときは、

物事の抽象度を上げたり、

具体度を上げたりで、

調整することで、

明確になることがあります。

ここについては、

いずれまた詳しくお話しします。

 

では、よい週末を!

 

 

 

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