過去の数値から仕事をする税理士

数値を活かして過去と未来をつなげる

岐阜市の未来会計士 藤垣寿通です。

毎日ブログ556日目

 

 

おはようございます!

北陸の雪は本当にすごいことになってますね!

岐阜の南部では昨日も快晴でした。

でも、寒気はきているのか

とても寒かったですね。

 

 

というのも、

昨日は租税教室の講師として

地元の中学校に行ってきました。

今年度は3回目の租税教室になります。

毎年、開催できる学校が

増えてきているとのことで、

嬉しいのと忙しくなって大変なのとで、

複雑な心境です。

私が所属する岐阜南支部では今年度の開催は

昨日がラストだったそうです。

支部の役員の方も同行いただき、

お疲れさまでした(^^)

 

 

でね、

昨日の会場は教室ではなくて

体育館でした。

学年全体の合同授業です。

とっても寒かったのですが、

学校の入り口に入ったところで

気持ちが温かくなりました!

こんなメッセージをいただきました。down arrow

 ウェルカムメッセージ

 

 

税金の話しになりますが、

税を語るうえで欠かせない

キーワードがあります。

それは、

公平

という言葉です。

 

 

公平が税の根底にあるんですよ。

公平にどうやって集めるか?

公平にどうやって使うのか?

これを分かりやすく授業で伝えます。

 

租税教室

 

ちなみに、

税金の種類ってどれくらいあるか知ってますか?

1.20種類

2.50種類

3.100種類

さて、どれでしょう?

 

 

 

 

答えは、

2の50種類です。

結構あるでしょ?

聞いたことがないような税金も沢山あります。

でも、

どうしてこんなに種類があるのでしょうか。

たくさん種類があるだけ、

複雑になると思いませんか?

 

 

 

その答えが公平という考え方と

深くつながっているのです。

例えば、

みんなが知ってる消費税。

これは誰もが同じ8%を負担しますね。

お金持ちでも、新入社員でも、

お年寄りでも、小学生でも、

同じです。

これが水平的公平といいます。

広く公平な税金なのですね。

 

 

では、所得税を考えてみましょう。

所得税は超過累進税率という、

所得が多いとどんどん税率が

上がっていく税金ですね。

5%から始まって、

最後は45%まで上がります。

これは所得が少ない人には低い税率、

所得が多い人には高い税率を課しています。

これを垂直的公平といいます。

ある意味、公平ですよね。

 

 

他にもありますよ。

固定資産税は土地や建物を持ってる人にだけ

かかる税金です。

持っていない人にはかかりません。

公平でしょ。

酒税やたばこ税も、

お酒を飲む人、タバコを吸う人にかかりますが、

そうでない人にはかかりません。

これも、公平。

 

 

つまり、

多くの国民に公平を求めていくと、

これだけ多くの税の種類が必要になるわけです。

公平を考えなければ、

税の種類は少なくて済むのですよ。

 

 

奥が深いでしょ、税金の世界は。

生徒たちは寒い中、

最後までしっかり話を聞いてくれましたよ(^^)

また来年も、

租税教室の講師を楽しみたいですね♬

 

 

 

藤垣会計トップページへ

 

 

最新情報を無料でゲット

藤垣会計無料メルマガ登録へ

 

 

 

藤垣会計事務所