「恐れ」を排除する
過去の数値から仕事をする税理士
数値を活かして過去と未来をつなげる
岐阜市の未来会計士の藤垣寿通です。
毎日ブログ2339日目
おはようございます!
今日で2022年は終わり、
明日から新しい一年がスタートします。
どんな一年を作っていきますか?
しっかりイメージできるまで描き続けてください。
人は願望に引き上げられます。
想いを願望に昇華させることが
望んだ人生を手に入れる秘訣です。
私はこの正月休暇に、
7回目の「成功哲学」を読み返します。
何度読んでも気づきの宝庫です!
さて、
昨年の暮れにも同じテーマでブログを書いていますが、
あらためて書き直します。
「心理的安全性」
という言葉をご存じでしょうか?
数年前から組織論の中で語られるようになってきました。
先日アチーブメントの三日間の再受講のときにも
講師の青木先生は、
「組織の中から恐れを取り除いていかなければならない」
と仰られていました。
頭では分かっているものの、
ではどうやったらいいのだろう?
藤垣会計では、
選択理論心理学を基盤とした組織作りをしています。
これは事務所手帳であるコーポレートスタンダードにも
そう明記しています。
選択理論とは、
刺激を使って人を行動させようとする外的コントロールを
一切使わないことが、
人間関係構築では必要なのだと言っています。
人が自ら行動を選択するためには
土台に良好な人間関係がなければいけないのです。
相手の願望のど真ん中に会社や仕事を入れてもらうこと。
これが経営者の役割であり、
私や上司をメンバーの願望の中に入れてもらうことが
良い人間関係構築には大事なんですね。
心理的安全性を高めていくことは
私の事務所ではできてきていると感じてます。
すると次の課題が見えてくるんですよ。
学習する組織という名著の中に、
こんなマトリックスが描かれています。
心理的安全性と仕事の基準を縦軸と横軸において、
それぞれ高いか低いかで4つのマトリックスを描きます。
心理的安全性が低く、かつ、基準が低いと、
「サムい職場」になります。
すぐに叱られるけど基準が低いので無難にやり過ごすことができそうです。
余計なことをしないように自分中心に仕事をする人が多くなります。
心理的安全性が低く、かつ、基準が高い場合、
とても厳しい職場になります。
とにかく怒号が飛び交う恐怖が支配する職場。
しかも仕事の基準が高いのでよけいに責められるという
恐れしかない職場です。
心理的安全性が低い職場は
基準がどちらでも長く働きたくありませんよね。
では心理的安全性が高い場合で、かつ、基準が低い場合。
これは「ヌルイ職場」になります。
イメージ湧きますよね?
人間関係を重視するあまり、
基準を高くできなくなってしまうのです。
藤垣会計はここに近いのかもしれません。
居心地が良いけれど、
周りがウッカリしていても誰も声を発しない。
部下や後輩を成長させるために指導をしようという意識も低いとこうなります。
選択理論を中途半端に学ぶと
このヌルイ職場になってしまうので要注意ですよ!
そして理想の職場は
心理的安全性が高く、基準も高い職場ですね。
健全な衝突と高いパフォーマンスを発揮する状態。
衝突を恐れてはいけない。
議論は絶対に必要だし、
なにか相手に主張されたら、
「じゃあもういいです!」
と引いてしまっては良い議論に発展しません。
健全な建設的な議論は大いにするべきだし、
それが会議の場だし、
もっともっと後輩指導のために厳しいフィードバックは
必要だと感じています。
そのフィードバックで大事なのは
事実をそのまま伝えることです。
余計な表現を付けるから相手が傷つくのです。
ただただ事実を伝えてあげれば
優秀な人は自分で理解できるはずです。
伸びない人は常に解釈で生きています。
解釈は自分だけの世界であり、
自分の価値フィルターによってどんな風にもアレンジされます。
だから解釈では話しをしてはいけないのです。
事実だけを話していくと冷たく感じられるかもしれませんが、
受け止める側もよく考えたら理解できるはずです。
2023年は藤垣会計の全員が選択理論ビジネス検定3級を合格できるよう、
しっかりメンバーをフォローしていきます。
まず知識として理解できなければ、
活用することはできませんからね。
学習する職場を目指して2023年も頑張ってまいりますので、
引き続きよろしくお願いいたします。
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