寄付しただけではダメ!
過去の数値から仕事をする税理士
数値を活かして過去と未来をつなげる
岐阜市の未来会計士の藤垣寿通です。
毎日ブログ757日目
おはようございます!
この週末は毎年恒例の24時間テレビが
やってましたね。
みやぞんがトライアスロンに挑戦するとか、
毎年いろいろ志向を凝らしているようです。
さて、
少し前までは、
私は24時間テレビのことを
あまり好きではありませんでした。
何か違和感を感じていたからです。
どんな感覚かといえば、
これ見よがしにこの24時間だけ
障がい者の方にフォーカスしていて、
偽善的な印象がありました。
どこか上から目線的にも感じてました。
事実、番組でボランティアを行うのなら、
CM収入を寄付に回したり、
出演者のギャラも
一部を寄付に回せばいいのにって
考えていたからです。
しかし、
ここ数年変わりました。
よくよく考えてみたら、
この番組を通して実際に寄付が
集められているという事実に
気が付きました。
きっかけはどうであれ、
寄付が集まるのであれば、
どんどん派手にやってもらえば
いいじゃないかって思うようになりました。
私がもっと考えなきゃって思うことがあります。
寄付をした先のことを
考えてほしいということです。
人は何か支払いをしたら、
それで責任を果たしたと感じてしまいます。
例えば、日本赤十字社への寄付です。
寄付した時点で役に立てたと満足してしまう。
この法人のことを私がどうこう
言うつもりはありません。
しかし、
寄付を受けた金額の内の自社の管理にかかる費用が
年間100億円以上も使われているという事実です。
寄付の収入のうちの20%以上が
管理費という名の使途が見えないものです。
本当かどうかは知りませんが、
天下りへの高い給料が払われている、
都心で超高額な家賃がかかるところに
事務所を構えている、
過剰な人員を抱えている、
などのあまり良くない噂も聞こえてきます。
それが良いとか悪いとかではなく、
寄付する側がちゃんと考えているかということです。
それは支払う側の責任です。
税金についてもそうです。
「税金を取られた」
という人がいます。
いや、
税金は納めるものです。
大事なことを伝えますよ!
「究極の社会貢献としての寄付は
納税なのです。」
その使い方に不満があるとかいう意見は、
選挙の時に議員にぶつければいい話です。
しかし近年の選挙投票率の低下は
どういう事でしょう。
税金を支払っても
その使い道には興味がないということでしょうか?
それでは国は良くなりません。
国民の義務として納税するのですから、
国民の権利である選挙には絶対に行ってください。
また、
責任と権利は表裏一体です。
国の政策に文句だけ言っておきながら、
自分は税金をごまかすなんて人は
論外ですね。
最近ではふるさと納税という制度が
流行っていますね。
カタログのように景品を選んで、
その市町村に寄付すると
返礼品という名の景品が届けられます。
極端な返礼品は制限されてきてますが、
やはり本来の納税という視点も
しっかり残しておいてほしいです。
自分のふるさとの市町村に納税できるようにと
できた制度です。
ふるさとどころか、
聞いたこともないところに寄付されてますよね(^^;
私は毎年決めたところにふるさと納税しています。
家内の実家のある市の動物愛護センターに
寄付しています。
その市では犬の殺処分ゼロが
続いています。
その活動を継続支援していきたいです。
せっかく寄付したときは、
そのお金がどうやって使われるのかまで
ちゃんと知ることも責任です。
一度調べてみてくださいね(^^)/
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