深い思考をするために必要な能力
過去の数値から仕事をする税理士
数値を活かして過去と未来をつなげる
岐阜市の未来会計士の藤垣寿通です。
毎日ブログ2433日目
おはようございます!
今晩は事務所の確定申告お疲れ様会です!
年に一度、事務所で一番ぜいたくな食事をいただく会です(笑
楽しい時間にしたいですね。
さて、
今日も先日ご紹介したYOUR TIMEという書籍の話しです。
作業効率ばかりを追いかけると
その弊害もあるということが書かれています。
そもそも効率をあまり意識しなくて生活している人は
あまり当てはまらないかもしれません(^-^;
私みたいに少しでも時間をたくさん使いたいとか、
同じ仕事なら少しでも早く終わらせてしまいたいと
考える思考が強い人には、
ちょっと考えさせられる話しです。
具体的に思考を深めるためには何が必要かというと、
認知の耐性が強いかどうかが
重要なんだそうです。
認知の耐性ってなに?という疑問がわきますよね。
書籍にはこう書かれています。
『「現代人は忍耐がない」とよく言われます。
昔と比べて熱い本を読み通せなくなったり、
ながい動画を観る気が湧かなくなったり、
特定の活動に根気よく取り組む能力が下がった感覚を
お持ちの方が多いのではないでしょうか。』
確かにそんな感覚はあります。
分厚い書籍はとても読み通す余裕がなくて、
一人ではまったく読めないんですよね。
事務所の読書会を活用して読んだりしてます。
でね、
技術が発達したおかげで作業の効率と生産性が上がったのはよいが、
そのせいで現代人から忍耐力が失われ、
私たちは少しの遅れにも耐えられない体になってしまったという指摘があるそうです。
でね、
なにをしたら認知の耐性があがるのかというと、
小説を読むといいそうです。
確かに私はビジネス書は一年に数十冊は読みますが、
小説は読みません。
認知の耐性とは、明確な答えをすぐに求めずに、
曖昧さを放置できる能力だと書かれてます。
つまり、
小説って表現が豊かで読み手でいろいろな解釈ができます。
いきなり結論を読むのではなく、
じっくり読み進めることで認知の耐性が養われるということです。
認知の耐性がない人ほど深い思考ができず、
想像的なアイデアを出すのが苦手で、
メンタルを病みやすいと報告があるとのこと。
書籍には、
『私たちの人生はどんなときでも不確実性に満ち、
はっきりした答えが見つかることなどまずありません。
それなのに効率や生産性を求め続けてばかりいたら、
常にネガティブな感覚に支配されるのは当然でしょう』
ということで、
今年はなにか良質な小説を何冊か読むことを
目標の中に設定することにしました。
あなたも小説を読んでみてはいかがでしょうか。
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