過去の数値から仕事をする税理士

数値を活かして過去と未来をつなげる

岐阜市の未来会計士の藤垣寿通です。

毎日ブログ1322日目

 

 

おはようございます!

本来の確定申告期限が今日ですが、

私の49歳の誕生日でもあります。

40代最後の年となって、

世界規模の大転換期に入ろうとしています。

先を見据えて

中小企業の経営者を導く存在になります。

 

 

一昨日のニュースで、

アップル社が中華圏を除く

全世界のアップルストアを

3月27日まで休業すると発表しましたね。

実は3月に新型iPadproが発表されると

噂があったので、

ひそかに待ってたのですが、

残念ながら先延ばしが決定的になりましたね。

中国で生産されるので、

発表されても販売は遅れるとは予測してましたが、

こんな形になって、

より一層世界の動向が怪しくなりましたね。

 

 

というのも、

なんとなく日本の中では

コロナウィルスの話題に

慣れてきていて、

もう収まるんじゃないかって

感じてる人が多くいるような気がします。

 

 

しかし、

ウィルスそのものは大して怖くありませんが、

この世界的な影響が

どれだけ大きく日本に跳ね返ってくるかと思うと

ぞっとしますね。

昨日の日経新聞には、

この一週間で世界の株式市場で

10兆ドルを失ったと書かれてました。

日本の国家予算の10倍以上が

一週間で溶けてしまったことになります。

 

 

今この時期に

会社の中に資金が残っているか、

それとも今月末の資金繰りさえ苦しいか、

会社によって大きく分かれるのですね。

原因と結果の法則という言葉があるように、

今のこの現実は、

過去の原因によって作られています。

過去に万が一の備えとして

資金を残しておいた会社は、

この空いてしまった時期を活用して

将来に向けた取り組みに

力を入れることができています。

 

 

逆に、

今までぎりぎりの資金で

回していた会社は、

少しでも売上が下がれば、

会社が危機に陥るのです。

 

 

会社には、

「固定費」と言われる費用があります。

売上があってもなくても、

かかってくる費用です。

例えば家賃がそうです。

売上がなくても、

お店の家賃は発生しますよね。

人件費も同じです。

こういった固定費がいくらあるのかを

把握していない経営者は、

どれだけ資金を持っていれば

どれだけ生き延びられるのかを

知らずに走り回っています。

経営者の方は、

まずは絶対に払わなければならない支払先と、

少しは待ってもらえる支払先を

把握してください。

こう言っては語弊があるかもしれませんが、

人件費を払えなくなると

人が退社していきます。

こうなると事業はもう立ち直れなくなります。

でも、

例えば家賃はどうでしょうか?

(不動産経営の方には申し訳ありません)

家賃を滞納することはいけませんが、

少し待ってもらうことは可能ですよね。

売上が戻ってきてから払うよう

お願いできるものです。

 

 

経営者の方は、

月末までの資金繰りを

必ず目途をつけてください。

何を払って、

何を払わないのかを決めておいてください。

万が一、

政府が緊急事態宣言を発しても

なんとか乗り越えるためです。

経営者が楽観的だと

こういう事態に対応できません。

「なんとかなるだろう」という

コントロールを手放した発想はやめて、

「なんとかする!」に変換して、

この月末を乗り越えてくださいね。

 

 

公庫での融資も、

気になってる人はすぐに連絡して

窓口へ行ってください。

経営者は先手を打って、

とにかく何重にも安全策をとること。

こんな先行きが見えないときだからこそ、

考えに考え、

先を見据えた行動をしていきましょう!

 

 

資金に不安がない経営者さんは、

次の一手を打つべく、

行動していきましょう!

行動あるのみです(^^)/

 

 

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