そのままで素晴らしい
過去の数値から仕事をする税理士
数値を活かして過去と未来をつなげる
岐阜市の未来会計士の藤垣寿通です。
毎日ブログ1327日目
おはようございます！
三連休の真ん中の日ですが、
いかがお過ごしでしょうか？
さて、
あなたは自分のことが好きですか？
私は昔は自分のことを
認めることが苦手でした。
「もっと良くできたはずだ」
「何であんなこと言ってしまったんだろう」
「うまく答えられなかったな」
と、
自分の周りでうまく立ち回っている人や
積極的に人の輪の中に入っていける人を
羨ましく思い、
自分にないものを
いつも求めていたような気がします。
この10年は、
税理士試験に合格し、
経営者となり、
仕事のステージが大きく変わりました。
その中で自分の価値観も
大きく変わっていったのですが、
何が変わるきっかけだったんだと思いますか？
それは、
フォーミーからフォーユーに
変わったからです。
矢印が自分に向いていたのが、
周りの人に向いたから。
利己から利他へ。
自分の事務所を持った時に、
私はゼロからのスタートではありませんでした。
勤務時代の事務所を
引き継いでのスタートでしたから、
当時の事務所のメンバーたちと
一緒に新事務所をスタートしました。
その時に心に決めたのが、
「このメンバー達を絶対に幸せにする」
ということ。
独立するときに本当に苦労を共にしたことから
特にこの気持ちが強く、
今でもその想いは変わりません。
そんな想いがあっても、
どうしたら彼らが幸せになれるのか、
自分なりの考えで進んできましたが
途中で間違いに気が付きました。
私は自分が活躍してお客様を増やしていくことが
メンバー達に対する感謝を示すことだと
思ってきました。
でもそれは間違いで、
私が頑張れば頑張るほど、
周りとの距離が離れていきました。
いろいろ経営を学ぶ中で、
メンバー達を幸せにすることとは、
彼ら自身が成長すること、
そして活躍できる場を作ることが
彼らの幸せにつながるんだと気が付きました。
今では成長するための勉強の場を作ったり、
スキルアップの仕組みを考えたり、
組織の仕組みを作り上げることに
力を入れてきました。
こうやって自分がどう見られているとか、
自分が周りと比べてどうかとか、
フォーミーの考えを持つと
自分の弱みを見てしまい、
そのままの自分を許せなくなります。
でも、
周りに何をしてあげられるかという視点に立つと、
自分の弱みではなくて
できることを探し始めます。
すると、
自分の弱みだとかできないこととか
あまり見ずに済むようになり、
その結果、
自分のことが好きだと言えるようになりました。
みんな誰でも、
そのままで素晴らしいのです。
もっと素直に自分のことを認めてあげてください。
何が足りないのでもなく、
自分が持ってるもので
誰かの役に立とうとするだけで、
自分に価値がないとか思わなくなります。
とは言え、
無力感を味わうこともあります。
自分にできることはいいのですが、
自分の力が及ばないことで
想いをとげられない出来事も起きるのです。
そんな時でも、
自分には何をしてあげられるのか？
自分にできることは何か？
この視点からブレることなく
生きていくこと。
自分にコントロールできること、
自分にコントロールできないこと、
これを分けて考えることです。
できることをやる！
ほんと、みんなに幸せになってほしいから。
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