組織を健全に保つために|兆候を読み取る。
過去の数値から仕事をする税理士
数値を活かして過去と未来をつなげる
岐阜市の未来会計士 藤垣寿通です。
最近はどこに行っても聞くことがあります。
募集をしても、人が来ない!
採用ができない!
人口減少の影響が出始めているのか、
採用コストが増加していると聞きますよ。
採用が難しいので、
即戦力は採れない。
だから、都心部では引き抜きもあるそうです。
しかし、引き抜きもなかなか難しいみたいで、
最近では新卒で一から育てる会社が増えたそうですよ。
変に以前の会社の癖が出るより、
新卒で仕事を覚えてもらう方がいいかもしれませんね。
ところで、あなたの会社では個人面談ってやってますか?
経営者か人事担当責任者が、
スタッフさんと個別に面談するというもの。
ちなみに、藤垣会計では昨日と今日の二日かけて、
個人面談をしています。
一人当たり30分を目安にしていますが、
普通に時間を超過してしまうので、
人数がいるとなかなか大変です。
個人面談では何の話をしているかというと、
はい、大した話はしていません(^^;)
今回は、年初に掲げた個人目標の確認と、
仕事やプライベートで悩みや困ったことがないか、
聞いています。
普段の仕事上の会話では聞けないような、
個人的な話が聞けたりすると、
距離感が近くなった感があって、
一体感が感じられていいものです。
この個人面談の一番の目的は、
不穏な兆候を事前に摘み取ることです。
早期発見ではありませんよ。
早期発見とは、すでに病気になっていますよね。
病気が早く見つかったのが早期発見です。
兆候を見つけるのは、
まだ病気になる前の状態です。
その状態を感じ取れれば、
健康を維持するためにすることって、
最低限のことで済むんですよ。
早期であっても、
病気になれば治療が必要になりますからね。
それなりのエネルギーが必要になるわけですよ。
個人面談で困ったことや悩みを聞くだけで、
何となく今までと違う違和感を感じる時があります。
それが兆候かもしれません。
経営者が聞いても、
真実や本音が聞けない場合もあるでしょう。
でも、定期的に個人面談をしていると、
以前とは異なる感じ、
つまり違和感を感じることがあります。
それを発見するために個人面談をするのです。
理想は週一でやりたいのですが、
私の時間管理がそこまで上手くできていないので、
数か月に一度程度になってしまっています。
しかし、一回ちゃんと時間取って行えば、
次は一人1分程度でも面談を行えばいいとききました。
困りごとや悩みがないかを確認するだけでいいですからね。
あまり個人面談をしたことがない会社や、
まったくやったことがない会社もあると思います。
ご自身でできないという人もいるでしょうが、
私がコンサルで入るときは、
場合によってはコンサル先の社員さんと個人面談をすることもあります。
組織の問題を第三者である私が直接聞くことで、
スタッフさんが話をしやすい場合もありますから、
ケースバイケースでお手伝いをしています。
もし、必要であればぜひ個人面談をしてくださいね(^^♪