「土俵から降りてください」と理念浸透
過去の数値から仕事をする税理士
数値を活かして過去と未来をつなげる
岐阜市の未来会計士 藤垣寿通です。
毎日ブログ612日目
おはようございます!
天候が下り坂ですね。
週末はぜひ晴れてほしいです。
せっかくの楽しみがあるのです!
大相撲での出来事が
ニュースになっていますね。
巡業中に土俵上で挨拶していた市長さんが
倒れたんですよね。
クモ膜下出血だったそうです。
一瞬、シーンとなった後、
会場にいた女性の看護師さんが
市長さんのところに駆け寄り、
心臓マッサージをしてくれたんですね。
その時に
「女性は土俵から下りてください」
という心ないアナウンスが流れてきました。
しかも繰り返し流れました。
その後は駆け付けた救急の人が
担架に乗せて運ばれていきました。
なぜニュースになったかというと、
命に係わる事態だというのに
古くからのしきたりの
「女性の土俵に上がることを禁止」を
優先させたアナウンスを流したことに
苦情が上がっているんですよね。
「命」の方が「しきたり」より
大事だろってことです。
相撲協会も巡業の責任者の方も
当然に命を救うことを最優先すべきだと
明言されていて、
心無いアナウンスについて謝罪していました。
ではなぜ、
こんなアナウンスが流れてしまったんでしょうか?
結局のところ、
協会関係者への理念の浸透が
まったくできていないのでしょう。
相撲協会という組織が複雑すぎて、
組織としての一体感がないことに
これまでの様々な問題が起きています。
普通の会社でも、
考え方が人それぞれ異なるので、
経営理念の浸透に力を注いでいます。
皆が同じ方向を向くために、
考え方を整える必要があるんです。
それぞれ親方がいて
小さな組織として動いている部屋を
取りまとめる相撲協会などは、
一枚岩ではないんですよね。
最近は貴乃花も相撲協会の考えに
すり寄ってきた印象はありますが、
親方ごとに相撲道という考え方に
違いがあるのかもしれません。
だから、
相撲協会そのものには
理念という一貫性が見えてこないんですよ。
だから何を基準に動いたらいいのか、
とっさの時に迷うんです。
理念浸透は一朝一夕にはできません。
自立型の人が当事者意識をもって
仕事に取り組まない限り、
理念について
「知ってるレベル」
で終わってしまうでしょう。
私の事務所でも理念浸透に取り組んでいます。
その一環として、
このブログを浸透につながるような
位置づけにしていきたいと考えています。
どんな形にしていくのか、
またお伝えしていきたいと思います(^^)
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