俯瞰して取り組む
過去の数値から仕事をする税理士
数値を活かして過去と未来をつなげる
岐阜市の未来会計士の藤垣寿通です。
毎日ブログ1190日目
おはようございます!
昨日はうちのワンコの9歳の誕生日でした(^^)
オヤツとオモチャをプレゼントしましたよ。
最近はオモチャもすぐに飽きてしまうので、
好みを考えて選んできましたが
今回のはどうかな~
さて、
年末が近づくと、
今年の振り返りや
来年の計画のことを
考える時期になってきます。
でも、
たぶん考える時期と言いつつ、
振り返りも計画もできていない人が
全体の90%だと思っています。
そう、
こういうことを考える時間が
第二象限であり、
重要だけど緊急性がないので
後回しになってしまいます。
いつかはやろうと思っていても、
結局やらずに過ぎていってしまう。
これが成功しない人のパターンなのです。
常に次のことを考えて行動することが
物事がうまくいく人のパターンです。
ちなみに、
コンビニなどの駐車場に
車を停めるとき、
どっち向きに停めますか?
ほとんどの人は頭から停めています。
出る時にバックで出にくそうに発車してますが、
私は意識してませんでしたが、
必ずバックで停めます。
出る時が楽だからね。
こういった考え方を持つことが
最初の一歩ではないかと思うのです。
でね、
普段の仕事でも同じです。
例えをうちの事務所の仕事を例に出します。
毎月、企業の決算の仕事があります。
決算日から2か月以内に
税務申告と納税をしなければなりません。
その期限の中で仕事を進めるのですが、
先を読みながら計画的に進める人と、
場当たり的に進める人には、
大きな差が生まれます。
仕事を上手く進められるのは
経験者だったりします。
経験者はなぜ仕事が速いのか?
それは手順や進捗状態が頭に入っているからです。
全体を俯瞰してみる力、
常に全体と部分の視点を
繰り返して確認できる力があるのですね。
決算の流れをざっとお伝えすると、
・資料の収集リストをお客様に渡す
・資料を回収する
・一年分の総勘定元帳の内容を精査する
消費税、科目、摘要などチェック
・科目毎の残高を集計
・勘定科目内訳書を作る
・決算書の注記
・法人税申告書の作成
・税額控除など確認、資料作成
・申告書完成
・お客様と面談
・電子申告
といった流れですが、
随所にお客様への質問があり、
随所に上司や私への取扱いの確認があります。
また、
科目毎の残高を集計するときは、
数多くの科目があり、
順番に進めていきます。
この流れを
その都度場当たり的に進めていくと、
まずうまく進みません。
しょっちゅう中断があり、
手戻りがあり、
訂正が入ります。
どれだけ全体の流れの中で
うまくお客様に質問をするのか。
うまく上司と打合せをするのか。
勝手に好きなように進めていって、
間違っているからやり直しっていうパターンは、
初心者に良くあることです。
時間がどれだけあっても足りませんね。
うちの事務所でも、
ベテランだったら2時間かからない申告書作成が、
初心者だと2日以上かかったりしています。
どこに何の時間を使っているかが
見えていないと、
何が分からないのかも分かりません。
とにかく必死でやったら、
何とかできました!
と言われても、
次から何をどうしたら
もっと良くなるかがわかりませんね。
決算という一つのプロジェクトでも、
どんな工程があって、
どこに時間をかけていて、
想定より早くできたこと、
想定より時間がかかったこと、
それらを見えるようにすることが
仕事ができるようになるポイントです。
いつまでも変われない人は、
自分の時間の使い方を
もっともっと詳細に把握してみましょう。
人よりどこに時間をかけているかが
分かるだけで、
大きな改善ができていきますよ。
あのPFドラッカーも、
自分の時間を詳細に分析することが
時間管理の最初のステップだと言っています。
30分ごとに何をしていたか
一日の時間の使い方を
書き出してみてください。
ドラッカーも書きだすことが
最初のステップだと言っていました。
大切な時間が
もっと大切なことに使えるようになりますよ(^^)
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