こんばんは!

最近たまたまM&Aで企業を買う側の支援が重なっています。

企業買収というと昔のハゲタカのようなネガティブな印象がありますが、

最近のM&Aでは後継者不足を救うための大きな手段の一つとなっています。

つまり、

友好的な提携のようなイメージです。

 

 

売り側にも買う側にも、

どちらもにプラスになるシナジーが見込まれることが

大きなメリットとなります。

だから意味があるんですよね。

 

 

今日のタイトルはデューデリジェンス、

つまり買収監査です。

M&AにおいてはDD(デューデリジェンス)を会計士や税理士が

おこなうことが通例となっており、

一般的には100万~200万円が相場とされています。

なかなかの報酬額だと思うかもしれませんが、

企業を買う側からするとしっかりとリスクをあぶりだしていかないと

買ってから気がついては遅いので、

とても重要な仕事なんですよね。

 

 

とはいえ、

DDで何をするかと言えば税務調査のように

企業の資料を片っ端からチェックするわけです。

気になったことをリストアップして

最後にインタビューを通して回収していきます。

でね、

立派な資料を作って納品するのです。

 

 

私はこの作業にはあまり気乗りがしません。

あ、誤解を招くのでちゃんとお伝えしますが、

この仕事自体はとても重要なのでしっかりやるのですが、

納品資料をたっぷり作ったところで結果は変わりません。

報酬を高くするための資料作成には意味を感じないということです。

私はこの資料作成に時間を費やすことにバカバカしさを感じます。

なぜならすでに資料にあるようなことは

M&Aの仲介会社がある程度作っているからです。

これ見よがしに資料を作ってカッコよい説明をして

大きな報酬を得る。

これもビジネスかもしれませんが、

私は実に生きたいです。

中身のある仕事をして、

買収側の企業を自分の顧問先になってくれたら

それだけで十分ではないかと思うのですね。

 

 

とはいえ、

DDはとても重要なので次の週末にしっかりと

監査資料をチェックしようと思います。

しっかりお客様のフォローに徹していきます。

年内に2社のDD、

お客様のチャレンジをしっかりお守りしていきます!

 

藤垣会計事務所