経営者の第二象限
こんにちは!
ゴールデンウィークの初日はいかがお過ごしでしょうか?
午後に少し仕事をしてますが、
朝から自分の時間を過ごしてきました。
夜は生成AIの会計事務所の活用についてのちょっと長い時間のセミナーを受けます。
個人的には少しだけチャットGPTを使ってますが、
仕事で使っているとはいいがたいので
組織的にどうやって活用することが正解なのかを
学んでいきたいと考えています。
さて、
会社経営者の方はたくさんおられますが、
みなさんどこに時間を使っているでしょうか?
どこ?というのは抽象的なので、
プライオリティマネジメントの4つのグリッドで考えてみてください。
第1象限
緊急 かつ 重要なこと
第2象限
緊急ではない かつ 重要なこと
第3象限
緊急 かつ 重要ではないこと
第4象限
緊急ではない かつ 重要ではないこと
図にしてみると分かりやすいですね。
いかがでしょうか?
一般的には人は緊急度の高いものにフォーカスしています。
だから第1象限の緊急かつ重要なことをまず取り組み、
次に第3象限の緊急だけど重要ではないことに取り組んでいきます。
その次に来るのは第4象限なのです。
そうすると重要だけど緊急ではない第2象限がまったく手付かずになります。
心当たりはありませんか?
経営者の第2象限って
何だと思いますか?
マーケティング活動、
商品開発、
採用、人財育成
経営戦略、戦術を練る
などなどたくさんありますよね。
でね、
私たちのお客様の大半は中小零細の企業なので、
人財がいなかったり少なかったりします。
独立してすぐの会社だと、
経営幹部として信頼できる社員がまだいなかったり、
いても育てていないんですよね。
そう、
時間が緊急軸だけで動いているので
第2象限の時間が使えていません。
つまり人が育っていないということになるのです。
「人に任せるより自分でやった方が早くて正確だ。」
確かにそうかもしれませんが、
この考えをもっている限り、
人は育ちません。
最初に時間がかかるかもしれないけれど、
教えた時間は必ず後になってからその何倍にもなって返ってきます。
そう信じて時間を使ってください。
何をするにも時間がないということで
なかなかじっくり打合せもできない経営者の方もまだまだいらっしゃいます。
売上を落としてでも人を採用して育成しなければならない時もあります。
これは意識していないとできません。
あなたの部下は育っていますか?
育てるための時間を取っていますか?