胡蝶蘭の話し
こんばんは!
今日はロータリーで花屋を経営されている方の卓話でした。
胡蝶蘭について話をお聞きする機会は普段ないので
とても勉強になりました。
胡蝶蘭って水を細目にあげるイメージがありませんが、
霧吹きでたまに水分を上げるだけでよいのですね。
直接水を注ぎすぎると逆に窒息してしまうみたいです。
私の事務所には開業時にたくさんの胡蝶蘭をいただき、
そのまま事務所内で育てていました。
古い株は大掃除の際にスタッフに間違って捨てられてしまいましたが、
まだ残っていた株がいくつかありまして、
毎年1月2月頃に花を咲かせてくれます。
花が咲くのは本当に不定期なので
とても嬉しく感じますね。
この胡蝶蘭はそもそも赤道近くの森で
木に絡みついて育つのが原種なんだそうです。
だから空気中の水分や気に流れてくる水を取り込むだけで
生きていけるんですね。
あの奇妙な根っこの意味が分かりました。
また種から育てるのはほとんどないそうで、
クローンの技術で生まれて育てるんだそうです。
ただ花が咲くまで4年の時間がかかるので
コロナの時に生産者の数が大きく減少したんだそうです。
生産者は苗を大きく仕入れてから
自身の温室のハウスで育てるそうです。
時間がかかるということはその分の在庫を持つ必要があるので
コロナ渦で需要がなくなったときに耐えきれなくなる企業が
全体の3分の1にもなったそうです。
今現在は生産者の数が足りないので
比較的高額になっているとのことでした。
今後、めずらしい胡蝶蘭を贈りたいときには
今日話を聞いた胡蝶蘭に色付けするものを
お願いしてみようと思いました、
青色とか赤色のように好きな色で育てることができ、
色素を注入して茎から花びらに色を誘導するんだそうです。
注文からひと月ほどかかるので準備期間が必要になりますね。
でもほかの胡蝶蘭の中でもひと際目立つので
一度贈ってみたいと思いました。
私にとって胡蝶蘭は普段から身近にある花。
あらためてその育て方や生産方法をお聞きして
興味が深まりました。
なにか参考になった人がいたら嬉しいです!