パーキンソンの法則
こんばんは!
人手不足で採用活動に力を入れていますが、
あなたの会社では人は足りていますか?
困ったことに、
人手不足なのかどうかって
社員さんたちから
「人が足りないから入れてください」
と言われたからといって
それだけで人を採ってはいけませんからね。
本当に人が必要なのか?
ちゃんと見極める必要があるという話をします。
毎月、稼働日数って異なりますよね?
5月は連休があるから短いとか、
1月は正月休暇があるから短いとか。
祝日がない6月は30日で終わるけど案外稼働日は多いとか。
一月に行う仕事量が一定だとしたら、
稼働日数が何日も異なるのに
何とかなっていますよね。
本当に人手が足りなければ、
稼働日数が短い月はとうにパンクしているはずです。
ということは、
与えられた時間の中で
仕事というものは終わるように行動されるということなのです。
これがパーキンソンの法則と言います。
「仕事は、完成までに利用可能な時間を使い果たすように拡大していく」
仕事量が多くても短くても、
与えられた時間をフルに活用されていくということ。
長くても短くてもその中でなんとかできるのです。
そう考えると、
本当に人手が足りないのかどうかは
ちゃんと考察すべきだということなのですね。
この法則から言えることは、
仕事の与え方によって
時間の使われ方が変わるということ。
細かく期限を設けて実行管理をする。
特に重要なのは計画との差を常にチェックすることです。
進捗管理をしっかり行うことがポイントなのですが、
いつまでに誰が何をどこまで行うのかを
組織で共有していくことです。
大概予定通りいかなくて
普通は2日で終われそうな仕事を
一週間かかっても終わらない、、、
上司からすれば何をどうやったら
そんなに時間がかかるのか理解できないでしょうが、
本人の毎時間ごとに行っている業務を
ちゃんと管理できているでしょうか?
その詳細の進捗を見れば、
どこに躓いていてなぜ進んでいないのかが見えてくるでしょう。
大きな責任は部下本人ではなくて上司にもあるように感じます。
時間は与えられた分だけ使い切ってしまいます。
それを理解したうえで組織のマネジメントをしてください。
組織の生産性が大きく変わるかもしれませんよ(^^