感謝して渡すもの
こんばんは!
今日は25日、事務所のお給料日でした。
うちは賞与の支給は現金でおこなっていますが、
毎月の給与は銀行振り込みでお支払いしています。
だから今日お渡しするものは給与明細だけ。
でもね、
いつも私から直接メンバー達に感謝の気持ちを伝えながら
給与明細をお渡ししています。
少しでも感謝の気持ちがつたわるといいですね。
さて、
給料は社員に感謝するもの
賞与は社長に感謝するもの
こんな言葉があります。
毎日頑張って働いてくれる社員がいてくれるから
会社は成り立つのです。
毎月支給する給料は、
社員の方々の頑張りのおかげなので
社長は社員に感謝しなければなりません。
一方、
賞与はどうでしょうか?
賞与って払うかどうか明確に決まっていないもの。
そして業績が良くなければ払えません。
業績がよいというのは会社の戦略がうまくいっているということで、
それは社長が考えた戦略によってもたらされるのですね。
そしてちゃんと社員に還元しようとする社長の姿勢が
あるからこそ賞与が支給されるのです。
だから、
賞与は社員が社長に感謝してもらうものなのです。
※でも社長が賞与を支給するときに自分で感謝してくれと言ってはいけませんよ(笑
あとね、
私は賞与の支給は現金でおこなっています。
これには大きな意味があります。
私が30年前に岐阜に帰ってきて就職した事務所では
当時は給料も賞与も現金支給でした。
結婚した時もそう。
今思えばとても少ない給料でしたが、
毎月現金で給料をいただいてくると、
その給料袋を家に帰って奥さんに渡すんです。
その時に言ってくれるんですよ。
「ありがとうございます」
ってね。
奥さんから感謝の言葉がもらえるんですよ。
これって子供が生まれたら、
子供がその儀式を見ているんです。
お父さんが給料をもらってきて
奥さんがその労をねぎらう姿を。
これが大事なんです。
今の時代は銀行振り込みになってしまい、
ご主人は奥さんから小遣いをもらうために
ありがとうって言ってるんですよ。
まるで逆になってしまってます。
賞与くらいは現金でお渡しすることで、
家に持ち帰って感謝してもらえるようにと
考えてそうしているんです。
こういうことも大事だと感じています。
経営者が何を描くかで、
会社の仕組みは変わってくるのですね。
来月は賞与の支給月です。
みんなが喜んでもらえるように、
しっかり準備をしていきたいです。