こんばんは!

今日は面談と市長から感謝状の代理受け取りでした。

岐阜の柴橋市長は私たちのパワーパートナー。

お話しするたびにこちらが元気をいただけますね。

エネルギッシュな姿がいつも印象的です。

 

 

さて、

今日は事実の捉え方です。

一つの事実をどの方向から捉えるかで

印象は全く異なりますよね。

 

 

部下との面談においても、

事実としてどんな仕事ぶりだったかを

どうやってフィードバックするのが効果的か。

そんな話を幹部との面談で話をしました。

本人が求めることに対して

フィードバックができれば一番理想的です。

でもそうとは限りません。

 

 

上司の経験から見て、

部下が成長のどの過程にいるのかを伝えてあげることが、

相手をやる気にさせることもあれば、

ガッカリさせることもできます。

事実をどう捉えて伝えるかがポイントなのです。

 

 

それは常に部下目線でどんな未来を想像させるか。

部下にはまだ見ぬ世界の成長の途中にいるわけです。

このまま頑張ってもいつまでも苦しいだけなのか、

もっと仕事ができるようになって楽しくなるのか。

どんな未来を描くのかは、

先を知る者だけがフィードバックを与えられるのです。

 

 

ただ単にまだ未熟だからという不足していることを

事実として伝えれば、

やる気を失うでしょう。

 

 

同じ事実なのに、

伝え方次第でまったく変わるのです。

 

 

上司には期待値を調整してあげることが

とっても大事なんだといつも伝えています。

なぜなら上司はいつも目いっぱい期待してしまうものだから。

それを裏切られたと感じれば

厳しいフィードバックをしてしまう。

でも、

できないものはできません。

上司が勝手に期待をしているだけなので、

それを求めてしまっては部下もやる気を失うというわけです。

 

 

頑張っているなら、

具体的に頑張りを褒めてあげること。

少しでも成長しているのなら、

そのよくなった部分を褒めてあげること。

成長しているだけ素晴らしい。

成長のスピード感は人それぞれです。

比較しないことです。

それぞれのストーリーがあるのです。

 

 

人はどうしても足りないところに目が行くもの。

それを知っているから、

そうじゃないところを見ようと思えるのです。

それを知らなければ、

ただただ足りないところにフィードバックをしてしまう。

上司も勉強しなければいけません。

経営者もそれ以上に勉強しなければね。

 

 

私もまだまだ足りないところばかり。

そこをメンバー達に補ってもらっているのだから

ありがたいと思っています。

できているところをいつも見られるように

毎日がトレーニングですね(^^

 

 

藤垣会計事務所