ツールが激変する時代へ
こんにちは!
ここ最近では生成AIがどんどん進化してますので
お客様からの問い合わせでも、
「フリーダイヤルのどこかに問い合わせたら
こんな節税ができると聞いたのですが、本当ですか?」
とあり、よくよく調べてみるとまったくのデマだったということがありました。
AIを使って素人の人が中途半端に回答しているのかと思われますが、
税理士の立場から言うとそういうサービスはやめてほしいです。
でも生成AIを使うと簡単にそれらしく情報を引き出していくことができます。
使う人の知識や能力に左右されるところはありますが、
それなりに回答してくれるので私たちも助けられることはあります。
また、
AIを使った自動仕訳などのサービスが
会計事務所を取り巻くベンダーと呼ばれるソフト会社さんたちに
大きく影響を与えています。
先日はGoogleが開発したGEMINIという生成AIツールを活用することで
月額50万以上かけていた仕訳作成サービスを月額数千円のGEMINIの使用料だけになったという
会計事務所の事例を聴きました。
まあ、正確性のことやいろいろ課題はたくさんあるのだと思いますが、
この進化の過程の段階でこういうことが可能になっていると考えると、
5年後はいったいどうなっているのだろう?と
考えないわけにはいかなくなってきました。
うちの事務所のソフトはサーバーなどのハードウェアとセットで
使用するシステムを使っています。
それなりに高額なシステムです。
安心感はありますが、
この先の技術の進化においてどこまでついてこれるかと
大きな課題があります。
かといって、
クラウドソフトは便利なところはありますが、
万能ではありません。
どこまでいってもユーザー寄りだと思うので、
会計事務所のスタッフが使うにおいては不便なことばかり。
社内の意見は変化に対して肯定的ではありません。
かといって、
どうしたらいいかという提案には至りません。
情報収集した中から決断するしかないと思いますが、
これから先の時代をどう定義していくのかは
本当に難しい。
なぜなら、
定義しただけではなくて
その選択を正解にするために
具体的に動かしていかなければならないからです。
終身雇用の時代のように
人が長く勤めてくれる時代ではなくなりました。
膨大な作業を一手に引き受けるスタイルから
本当に必要とされていることにフォーカスした
サービス体制に変えていけるといいと思うのです。
作業量をスリム化していくことは
メンバーたちが早く帰ることができるようになりますからね。
働きやすい環境づくりも作りながら
仕組みを変えていきます。