気付きを与える質問
過去の数値から仕事をする税理士
数値を活かして過去と未来をつなげる
岐阜市の未来会計士の藤垣寿通です。
毎日ブログ3398日目
こんばんは!
今日と明日の二日間、
大阪で選択理論の研修を受けています。
選択理論とはいつもこのブログで紹介してますので
詳しく知りたい方は過去の投稿をご覧ください。
簡単に説明すると、
人間関係を良好にするためのコミュニケーションの
技術を学ぶために大阪に来たということです。
はじめて選択理論のことを知ってから
もう9年になります。
最初はチームビルディングのコンサルを養成する講座で
簡単に触れましたが、
その後アチーブメントの講座を受講してちゃんと学びました。
選択理論を知ってから結構学んでいますが、
なぜさらにこうやって時間とお金をかけて
研修を受講しているかというと、
知って分かっただけでは
上手く使えないからです。
コミュニケーションって言葉のやり取りです。
会話の中でどんな言葉を選択し、
どんな内容のことを質問するかしだいで
相手に大きな気付きを与えることもできるし、
ただただ共感して会話を終えることもあるのです。
相手との関係をよくするために
傾聴することが重要なのはわかりますが、
ただ聞いていても相手に気づきは与えられません。
気付きとは、
自分の思い込みの枠を超えることです。
例えば夫婦でけんかをしていた人が
絶対に相手が悪いからなんとか相手を変えたいと
考えていたとしましょう。
そこでその人に
「ではもし立場が反対だったとしたら
あなたはどんなことを感じますか?」
と質問したときに初めて相手の立場に立って
考える機会となるかもしれません。
「相手を変えることはできないとしたら
あなたができることは何があるでしょう?」
相手は変えられないという選択理論の前提に立って
自分がコントロールできることで関係を改善することを
考えてもらうことが大事なのです。
こういうコミュニケーションは頭でわかるというより
ロールプレイで使ってみてできるようになるので、
今回の研修の目的はそこにあるのですね。
研修の中でロールプレイを何度も行い、
講師の方の見本のロールプレイもみせてもらい、
どうやって相手を導いていくのかを学びます。
導くと書くと少し語弊はありますが
相手をコントロールしようとして導くのではなく、
こちらが提案したレールの上に乗るか乗らないかは
相手が選択するわけですから、
相手がこの方法を自分で選んで切れればそれでよいのです。
そんなことも学びながら明日も一日学びです。
お客さまとの会話やメンバーたちとの会話において
少しでも活かせることを増やして帰りたいですね。
また感想はブログで!