会社の終わり方
過去の数値から仕事をする税理士
数値を活かして過去と未来をつなげる
岐阜市の未来会計士の藤垣寿通です。
毎日ブログ3391日目
こんばんは!
最近の日本ではM&Aが流行っていますね。
後継者不足からの事業承継がうまくいかず、
第三者に経営を託していく必要性が高いのですね。
後継者って誰でしょう?
子供、社員、第三者、
だいたいがこの3パターンに当てはまると思います。
子供が継がないケースはどんどん増えています。
親御さんが子の代に継がせたくないt、
経営が大変なことを知っているからこそ
やらせたくないという人もおられます。
それは子供の自由な選択を尊重した素晴らしい考えなのですが、
一方では後継者がいなくて会社が路頭に迷ってしまっていることも多いのです。
継ぐ子供がいなければ
最初に選択肢に挙がるのは
会社を廃業しようというものです。
会社であれば登記を抹消していくこと、
登記手続き的にいえば清算結了までいくことです。
自ら会社をたたむということですが、
これができる会社も実際には少ないです。
なぜなら、
会社に借入金が存在しているからです。
なんとかまだあと〇〇年頑張って返済しないといけない。
そんな会社ばかりだと思いますね。
会社を廃業にしていくためには
持っている資産はすべて現金化して、
夫妻は全額返済を行い、
そうして初めて資本金を返すことができるのです。
会社を廃業にするとか、
清算するというのは、
実際にはなかなかサッとはできないことです。
あらためて思い返してみれば
確かに清算をしていくお客様が増えました。
解散から清算結了までも業務区分があり、
お客様ごとに千差万別です、
状況を見ながら、
どんな形で終わっていくのかを
お客様と一緒に考えて進めてます。
関心がありましたら、お声掛けください(´▽`)