過去の数値から仕事をする税理士

数値を活かして過去と未来をつなげる

岐阜市の未来会計士の藤垣寿通です。

毎日ブログ3430日目

 

 

こんばんは!

一倉定という社長コンサルタントの方をご存知でしょうか?

一倉先生は10,000社の経営者を指導したと言われる

伝説の経営コンサルタントです。

経営計画といえば一倉先生。

鬼のように社長を怒鳴りつけ怖い先生だったと聞いてます。

でもその裏側には会社をよくするために

社長を教育されていた愛のある方だと思ってます。

 

 

一倉先生は講演の中では終始一貫して

お客様第一主義を徹底して話をされています。

なぜなら、

会社の収入はすべてお客さまからいただくものだからです。

まずよい商品やサービスがお客様に届いてから

ビジネスが始まるわけで、

ビジネスの順番からいってもお客さまから始まるのですね。

だからお客さまが何を求めているのかを

徹底的に考え実行していくことを教えておられました。

 

 

ただ、

一倉先生の息子さんが後日に言われた言葉の中には、

一倉先生は本当は社員を大切にすることもとても大事なんだと。

ただそれを社長に指導していくと、

どうしてもお客さまを相手にするより楽な社員の方に流されていき、

お客さまを二の次にしてしまう社長が多かったんだそうです。

だから敢えて社長の前ではお客様第一に考えることを伝えておられたんだと。

 

 

だからね、

お客さまも社員もどちらも順番はなくて大切なことに

変わりはないのです。

ただ、ビジネスの順番からお客さま第一を先に取り組んだ方が

分かりやすいのだと感じています。

 

 

私がいま学んでいるCXOという志高い税理士が集う勉強会で

代表の飯島さんが一倉さんの教えを土台に経営計画の講座を

設計しています。

その飯島さんがこう言っておられるのです。

社員はお客様第一主義で経営者は社員第一主義でいくのだと。

 

 

直接お客さまと関わる社員こそお客様第一で考え行動し、

そんな社員たちを思って経営者が社員第一主義でいく。

これが正解なんだと仰れています。

 

 

あなたはどちらが優先されると思いますか?

 

 

藤垣会計事務所