忍耐と我慢の違い
過去の数値から仕事をする税理士
数値を活かして過去と未来をつなげる
岐阜市の未来会計士の藤垣寿通です。
毎日ブログ3431日目
こんばんは!
仕事納めまで今日を含めてあと3日。
残すところあと明日と明後日。
今年もあっという間でしたね。
今日は夕方から岐阜市役所にて
保育士の先生方に向けた選択理論の研修サポート。
講義はとても面白い内容には行ってきました。
受講されておられる方のアシスタントの立ち位置で
参加させていただいているのですが、
誰よりも学ばせていただけるのが本当にプレミアムな時間です。
今日のテーマは外的コントロールと内的コントロール。
いわゆる人間関係破壊の7つの習慣と、
身に着けたい7つの習慣のところを
とても深い深いお話で勉強しました。
でね、
選択理論では責任をこう定義しています。
責任とは他の人々の欲求充足を阻害せず、
自らの欲求を充足すること。
簡単にいうと、
自分の幸せは自分で満たせということです。
そして責任の反対の言葉が、
わがまま、がまん、自己犠牲
となります。
嫌なことをがまんしていれば
自己犠牲の感情も生まれるものです。
我慢ってあまり良い言葉ではありませんよね。
嫌なことだったり、
したくないこと。
そんなイメージの言葉です。
でね、
我慢に似た言葉で忍耐という言葉があります。
では、
忍耐と我慢、
どう違うでしょうか?
選択理論で説明をすると、
忍耐とは人が自分の上質世界に貼ってあるものを手に入れるために
することで、感情的にはワクワクしているような状態。
忍耐がワクワクとどう繋がるのかと言われそうですが、
例えば私が税理士になるために
30代の時間の大半を勉強に費やしました。
でもこれは我慢ではなく忍耐でした。
やりたくてやっている自分の目標達成のための時間でしたね。
一方我慢とは、
やりたくないことのためにすること。
だから我慢すると自己犠牲の感情もついてきます。
保育園の先生方に向けて、
最近では人間関係が難しかったら無理しなくていいよ。
我慢しなくて好きなようにしよう。
そう子供に教育することが多く見られます。
学校に行きたくなくなったら安易にそうなりそうですが、
そこで我慢することを強要する必要はありませんが、
では一体どこで忍耐を覚えてもらえばいいのか?
将来のために頑張って学校で勉強することは忍耐です。
少しでも嫌なことがあったり、好きじゃない人がいたり、
そんなことはどの世界にもあることですが、
忍耐をすることもちゃんと学ぶ必要があると思います。
職場においても、
すぐに我慢させられていると感じる社員はどの職場にもいるでしょう。
しかし、
経営者であれば社員に向けてちゃんと未来を描き、
それを伝わる状態を作っているでしょうか。
社員も自分の未来のために頑張っている状態であれば
我慢ではなく忍耐だと思って頑張れることもあるでしょう。
社員の捉え方を忍耐に変換できるのは経営者だけかもしれません。
会社の未来がしっかり見えるようにしていきましょう!