2通りの報告
過去の数値から仕事をする税理士
数値を活かして過去と未来をつなげる
岐阜市の未来会計士の藤垣寿通です。
毎日ブログ1661日目
おはようございます!
最近暖かくなりましたね。
週間天気予報を見ると
木曜日に雪マークが!
また寒くなるんですね~(^^;
寒暖差に気を付けましょう。
さて、
今日は組織のコミュニケーションの話しですよ。
あなたは報告と聞くと
何を思い浮かべるでしょうか?
もしかしたら、
それは結果報告のことではないでしょうか?
「業務が終わったので報告をする」
これは結果報告ですね。
組織で働く人にとっては
報告は義務です。
必ず部下側から行うものですから注意してくださいね。
でも、
報告には結果報告だけではなく、
経過報告というものがあるのです。
管理者となるとよく分かるのですが、
部下に頼んでいた仕事があって、
その仕事がどうなったか進捗について聞かされずに
部下が帰ってしまった。
上司としては、
あの件は大丈夫だったのだろうか?
部下のメンバーは困ってなかっただろうか?
もしかして忘れてるんじゃないだろうか?
などなど、
大事な仕事であればあるほど
気になるものなのです。
でも、
経過報告の必要性を知らない部下は
さっさと帰ってしまうし、
こちらから
「おーい、○○君、
○○の件はその後どうなった?」
と言わないと状況が分からない。
しかも、
その返事が
「あぁ、
○○の件はすでに完了しています」
なんて聞かされたら、
経過報告もしないけど結果報告もできていない・・・
あなたの職場は
そんな状況になってませんか?
この経過報告については、
上司と部下の双方に問題があります。
上司は仕事を指示した時に、
経過報告の指示もすべきなのです。
多くの上司は、
「○○君は自ら主体的に経過報告をしてくれるだろう」
という希望的観測のもとに
その期待を裏切られるのです(笑
経過報告のタイミングを、
日時で指定するか、
一定のアクションのタイミングで指定することで、
気になる仕事について報告をさせることができるのです。
部下側は
指示された通りに報告するのですが、
想定外の時や状況が悪くなったときは
即刻報告をしてください。
上司のタイミングを待つ必要はありませんし、
待っていてはいけません。
上司と部下の間には、
決定的な経験の差があり、
その差によってお互いの見える景色が
大きく異なるのですね。
部下は自分の同じことを上司が考えているとは考えず、
「自分には分からない何かがあるかもしれない」
という意識を持っておくことは大切です。
その意識がないと大きな失敗を招くことになります。
経過報告を上手に使いこなして
コミュニケーションを円滑にしていきましょうね!
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