お客様と向いてる方向を合わせる
過去の数値から仕事をする税理士
数値を活かして過去と未来をつなげる
岐阜市の未来会計士の藤垣寿通です。
毎日ブログ1681日目
おはようございます!
確定申告も大詰めになってきました。
が、
今年は4月15日まで期限が延長されていて
それをお客様も知っているからか、
なかなか資料をお持ちいただけないお客様が
いらっしゃいます(^^;
3月の後半からは法人の業務が続きますので、
今の時期にしか確定申告はできないので、
何とか協力いただきたいところです。
さて、
忙しいからといっても
忘れてはならないことがあります。
確定申告では会社の決算とは違って、
普通の人が納税者になりますよね。
普通と言うと語弊がありますが、
経営という人の上に立つ人は
日々ご自身の考え方や行動を考えておられるので、
おかしなことを言う人は少ないのです。
おかしなこととは、
経費にならない領収書を持って来て、
「これを経費にしてくれ」
「税金を安くするために税理士がいるんだろ」
なんてことを言う人がまだたまにおられるんですよね。
でね、
個人の確定申告では、
事業所得の人もおられますが
不動産所得や農業所得といった申告の方が
たくさんおられるんです。
でね、
例えば不動産所得だと、
必要経費なんて限られてくるでしょ?
地代収入でかかってくる経費は、
固定資産税や利息くらい。
ほとんど経費になりません。
でも、
「経費にしてくれ」
と言ってこられるんです。
でも私たちは正しい申告をしなければならないので、
ダメなものはダメだと伝えなければいけません。
ここで重要なのは、
伝えるときに私たちはお客様の敵ではないということを
理解していただいていることが大事なのです。
というのも、
お客様からしたら税理士事務所は
自分の見方であるべき存在です。
それなのに、
何を言ってもダメ!
これもダメ!
あれもダメ!
そんなことばかり言われたら
「お前は税務署の手先か!?」
と言われてしまいます(^^;
大切なのは、
お客様がお金を少しでも残したいと思われている気持ちを
ちゃんと理解しているよって伝わっていることです。
私たちがお客様と同じ方向を向いていることが
伝わっていなければ、
何を言っても人間関係はできないということ。
「私たちはお客様のパートナーなので、
無駄な出費はさせたくない。
でもこれは経費にはできない。
だけど、○○を入れられれば税金を少なくする効果がある。
ほかにも○○などされることをおススメしますよ。」
お客様のグッドパートナーであれば、
何を伝えて、何をしてあげればよいのか。
忙しいからといって
ここがズレるとお客様を失うわけです。
逆に言えば、
この部分が理解でき、
実行できるようになると
お客様との関係性が強くなり
どんどん信頼を積み重ねられるんですよね。
どんな仕事でも同じことが言えます。
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