負けるが勝ち！
過去の数値から仕事をする税理士
数値を活かして過去と未来をつなげる
岐阜市の未来会計士の藤垣寿通です。
毎日ブログ1786日目
おはようございます！
昨日は暑い一日でしたね💦
夏に向けてどんどん温度も上昇していきそうです。
体調を崩さないようにしてください。
さて、
昨日は決算報告でお客様のところに行きました。
前社長である会長がまだお元気でなによりですが、
「人生は負けるが勝ちなんや」
という深いお話をお聞きしました。
その会長の知り合いの方が
「何とかならんやろか？」と
助けを求めてきたそうです。
どんなことで困っているかというと、
ハウスメーカーで建てた家が
外壁がひび割れするんだそうです。
他にもあちこちが問題があったそうで、
その都度メーカーさんを呼んで修理をしてもらっていたそうです。
でも、
毎年同じ場所がひび割れていて、
修理と言ってもそのひび割れを塗り直すだけなんだそうです。
「それでは根本的に直ってないだろう！」
って大喧嘩をしてしまったら、
今度はハウスメーカーが弁護士を立ててきて
こちらがクレーマーのように扱われるようになったそうです。
ブラックリスト扱いされたせいで、
他のハウスメーカーに修理を頼んでも、
断られてしまうのでどうしたものかと。
そんな相談だったそうです。
でね、
いくら頭にきたからと言って
コテンパンに相手を叩いてしまうと
半沢直樹ではありませんが
倍返しの仕返しを食らうことになるという話でした。
何事もやり過ぎはいけません。
相手の立場も思いやることで
相手から配慮が得られるのです。
負けるが勝ちとはこのことなんですね。
夫婦関係でもそうじゃないですか。
自分の言い分を通そうとして
ほんの些細なことで喧嘩になってしまいます。
振り返ってみれば本当にどうでもよいことなんです（笑
負けるが勝ちとは、
自分の正しさを押し通さずに
どうやって解釈を変えるかということです。
その会長さんは、
ずいぶん昔の経理のやり方がちょっと問題があって、
会社に対してお金を貸している状態になってしまっていました。
会長からすると貸金は債権です。
相続財産になってしまうんですね。
困った困ったと悩まれていて、
相談に乗る中でずいぶん問題は解消してきました。
でね、
そのことについても、
「当時は困ったと思っていたけれど、
今は感謝してるんですよ。
そのおかげで今はこうやって会社から
毎月お金を返済してもらえるんだからな。」
事実は一つ、
解釈は感謝です。
人生は解釈によってどのようにも彩られますね。
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