オープンブックマネジメント
過去の数値から仕事をする税理士
数値を活かして過去と未来をつなげる
岐阜市の未来会計士の藤垣寿通です。
毎日ブログ1787日目
おはようございます!
早いものでもう金曜ですよ。
まん延防止措置が明けて久しぶりのロータリークラブの例会です。
そして今期の最終例会。
理事をさせていただいた1年でしたが、
コロナ禍で例会開催がなかなかできませんでしたね。
来期は無事に開催していけることを願います。
さて、
あなたの会社ではどれだけお金のことを
オープンにしていますか?
経営者としては、
「お金のことはよく分からない・・・」
では困りますね。
どうやってスタッフさんたちに経営状況を
伝えていくのですか?
主体性をもって行動できるスタッフを育てていくためには
ある程度のオープンスタンスが必要となります。
経営における数字をどれだけ開示するかは、
経営者の経営スタンスによって千差万別です。
これについては、
何が正解かはありません。
しかし、
経営成績が伸びずに悪化しているとしたら、
それは経営者の経営方針に問題があるのかもしれません。
何でも言ってやらせるという経営方針だと、
経営者が常に正しい選択をしていれば
良い結果を残してくれるでしょう。
しかし、
このコロナ禍において先が見通せない中で
経営者の判断は正しいと言えるのでしょうか?
経営者はどうやったらより正しい経営判断ができるか?
これはとても難しいですよね。
でも一つのアイデアがあります。
社員さんたちの意見に耳を傾けることです。
経営者はどうしても自分が一番会社のことを考えているという自負があり、
いろいろな経営判断を社員さんに委ねることには
苦手意識を持っています。
確かに経営者が一番会社のことを考えていると思います。
しかしそれって、
そういう仕組みを作っている経営者に責任があるのかもしれませんよ。
もっと社員さんが主体的に考えられるような
仕組みを作っていたなら、
社員さんたちも会社のことを
自分事のように考えるようになるとは言えないでしょうか?
そんな環境を創るためには
ある程度の透明性が必要となります。
例えば売り上げは今どうなっているのか?
現状も知らされない中では
危機感なんて生まれるはずがありません。
また、
公平な評価の基準も知りたいんだと思います。
何をどうしたら評価されて給料が上がるのか?
いろいろ自分たちの意見が出せること、
そしてそれが取り入れられることが実感できなければ、
なかなか意見は出てこないんですよね。
今より少しでいいので
数字情報を開示してみてください。
社員さんたちも経営者が悩んでいることに
関心はあるんですよ。
ただし、
給料や経営者が使っているお金のことまで
全部をオープンにしてはダメです。
社員さんは聞きたいことはありますが、
聞きたくないこともあるのですから。
経営をオープンにしていくことを
オープンブックマネジメントと言います。
ご興味がある方はお気軽にお尋ねください(^^)/
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