過去の数値から、

仕事をする税理士

その数値を活かして、

未来を創造する

未来会計士 藤垣寿通です。

 

 

 

税理士の仕事をしていると、

いろいろなお客様とお付き合いを

させていただくのですが、

困ったことも多々あります。

 

その中でも、

よくある困ったことの代表が、

「なかなか資料を揃えてくれない」

ですね。

 

基本的な日常業務の流れは、

お客様から毎月の経理資料をいただき、

こちらで資料をまとめたり、

データを入力して、

前月までの経営成績が

どうだったのかをフィードバック

するんですね。

 

なのに、なかなか資料を

まとめてくれないんです。

そもそもご自身の経営状態を

知るためには必要不可欠な

業務が経理のしごと。

それを日頃やらずに、

後でまとめてやろうとして、

結局まとまった時間が

取れないと言って、

決算のギリギリまで

かかってしまう。

 

電卓

 

どういうことか、分かりますか?

これでは本末転倒ですよね。

まさにドンブリ経営とはこのこと。

たまたま入金が支払より多いから

成り立っているだけで、

それが逆になってしまえば、

ピンチになります。

そして倒産へ・・・

 

なんのために経理をするのか?

勘違いしてはいけません。

税務署のためではありませんよ!

もちろん会計事務所のためじゃありません。

あなたの会社が今どんな状態で、

なりたい状態までどれだけ差があるかを

確認するためですよ。

そのためには、帳簿を作って、

それらを整理しないといけないのです。

 

会社の活動のすべてに

お金の出入りを伴います。

だから、お金の流れを理解しないと

借り入れ、設備投資、人の採用など、

根拠なく判断せざるを得なくなります。

あいまいに判断して、

その判断が間違いだったとしたら、

その失敗は取り戻せますか?

だから経理の本来の目的を

忘れてはいけません。

 

 

会社がある程度の規模になると、

経理の業務を社長が

していてはいけません。

ちゃんと人を雇ったり、

ご家族の誰かが経理を

しないといけません。

 

だって、社長には社長にしかできない

大事な仕事があるからです。

そう、

意思決定、経営判断

をする仕事が。

だから、全部抱え込まないで、

経理の仕事はその人に任せるのです。

 

 

ただし、まだ規模が小さく、

人を雇う余裕がないときや、

会社設立当初で社長自身に

余裕があるのであれば、

社長自身が経理を

することも良いですよね。

 

 

すべてのお客様に、こんな話を

できれば良いのですが、

お伝えできていないのは、

私の努力不足です。

直接お会いしたり、

セミナーにお越しいただき、

しっかりとお伝えしたいと

考えています。

 

 

ちなみに、10月19日(水)

14時30分~16時30分

岐阜県ふれあい福寿会館にて

脱★ドンブリ経営実践セミナーを

開催します。

お電話、メール、FBメッセージで

お問合せを受付けております。

事務所セミナー1回目

 

 

 

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