事業構造の見直し(クロジカ)
過去の数値から仕事をする税理士
数値を活かして過去と未来をつなげる
岐阜市の未来会計士の藤垣寿通です。
毎日ブログ3496日目
こんにちは!
今日はお客様のクロジカMTGを行いました。
クロジカMTGとは、
黒字化MTGのことで、
お客様の事業の今期の見通しを確認し、
来年度の利益予想をするというクオリティタイム。
お客様の抱えている課題がより明確となり、
次の行動に移すことができるのが
このMTGのよいところです。
でね、
私がもう10年ほど前からセミナーでお伝えしているのが、
お金のブロックパズルです。
こんな図表ですね ↓
![]()
決算書をそのまま見ても
経営者の方は難しくて何をどうしたらよいのかが
見えてきませんが、
このお金のブロックパズルだったら、
自社の状況を図表で確認することができるので、
とても分かりやすいのです。
そして着地見込みや利益計画を立てるときに
絶対に必要となるのが事業構造の理解です。
粗利率がどれくらいで、
労働分配率がどれくらいか。
この率を土台にして着地の見込みを計算することができるのです。
今回のMTGでも、
まずは前々期の決算書の数値、
そして前期の決算書の数値、
そして今期の期末直前の10か月分の数値。
この3つのブロックパズルをホワイトボードに書いて、
利益率、人件費の変遷を確認して、
事業構造をお客様と一緒に確認していきました。
決算書や月次損益計算書でいきなり話をすることもできますが、
多くの経営者の人にはまずは自社の事業構造を
よく理解してもらってから着地の見込みを
ヒアリングしていくことで、
より正確で具体的な数字が算出されるのですね。
ちなみに、
飲食店の場合は確認する数値がもう一つあります。
FL比率といって、
仕入れと人件費を合計した金額が売り上げに占める割合をいいます。
(仕入れ + 人件費)/ 売上 ✖ 100 =FL比率
Fはフード、Lはレイバー(人件費)ですね。
この比率が60%以下であることが良い状態を示します。
理想は55%です。
粗利率や労働分配率、FL比率を使って
事業構造を確認できれば、
あとはその数値に合わせて着地の見込みを計算していけますね。
期末賞与の計算も簡単です。
希望する労働分配率となるまでの人件費の差額を計算すれば
使える人件費の金額は求められます。
例えば理想の労働分配率が60%で、
現状の着地見込みだと57%だとします。
そうしたらその差となる3%分の金額が賞与として
支給することができる余力分となるのです。
どこまで賞与を出していいかというのは、
こうやって求めることができるのですね。
ぜひ活用してみてください!