潰れないのには、理由がある。
過去の数値から、
仕事をする税理士
その数値を活かして、
未来を創造する
未来会計士 藤垣寿通です。
昨日から三重県の
鳥羽に遊びに来ています。
久しぶりの小旅行。
もちろんワンコも一緒。
鳥羽には昔よく来ました。
鳥羽水族館は小学生のころ
家族で何度か遊びに来た
記憶がありますね。
妻とも来たことがありますが、
いつ来たのか思い出せないくらい
前のことです。
独身の頃なので、
もう20年近く前になりますか。
久しぶりの鳥羽市内の土産物屋は
観光客が減少してるからか、
閉店してるところが目立ちます。
ホテルの窓から見える旅館も、
すでに廃業してると思いました。
そう、思ってたんですが、
散歩で近くを歩いたら、
ちゃんと営業してました(笑
見た目がかなり老朽化しているからか、
街全体が寂れた感じがするのは
否定できませんが、
そんな中でも、多くの宿は
営業しているんですね。
多くの宿は、少しずつ減少していく
宿泊客を増やすことはできない。
だから、人件費や仕入れ、リネン費用
などの固定費を抑えながら、
なんとか生き延びて来れてると
想像できます。
でも、これでは苦しい。
今生き残ってて、ちゃんと資金が回ってる宿は、
一度廃業した宿を中古で安く買い取ってるところ。
一番コストがかかる建物の建設費を
中古で安く抑えることができるので、
堅実に資金を回せていますね。
このパターンが一番強いでしょう。
さて、私の住んでる街の商店街
にある焼肉屋さん。
とても古くからあり、老夫婦で営業している。
しかも、大半は電気がついてないので、
営業していないと思われる。
そんな状態が10年も前から続いています。
もう、潰れてるのかと思ったら、
たまに営業してるのを見かけるんですね。
こういう店は、なぜ潰れないのでしょう?
不思議ですよね。
でも、秘密があるんです。
その秘密とは、
お客さんが来る時しか
営業しないこと。
つまり、予約があるときだけ
店を開けるんですよ。
だから、在庫はそのお客さんに
必要な分だけしか持たない。
余計な固定費は一切かからない。
だから、細々とでも営業していけるんです。
在庫を持つということは、
資金を圧迫します。
現金という資産が、
商品という資産に代わるんです。
そして、余ってしまった在庫商品を
廃棄してしまったりすれば、
現金を捨てるのと同じ。
だから、在庫管理は
とっても大事なんですね。
余分な在庫がないか、
今一度棚卸ししてみましょう。