二代目経営者の悩み|スタッフとの関係性
過去の数値から仕事をする税理士
数値を活かして過去と未来をつなげる
岐阜市の未来会計士 藤垣寿通です。
おはようございます。
今日は日曜日ですね(^^♪
どんな休日を過ごしますか?
ビジネスではその日にやることを決めてから一日を始めると、
効果的にその日を過ごすことができます。
休日の場合もそうなのですが、
ここで勘違いしてはいけません。
きっちり決める必要はないですからね。
今日はダラダラ過ごす!って決めていれば、
ダラダラ過ごせれば満足感が得られるでしょ(^^
休日は緩くいきましょう!
これまでたくさんの経営者の話を聞いてきて中で、
とりわけ二代目経営者の方が事業を引き継いでから、
気が付くことについてお話しします。
こうなるって先に知っていたら、
その時に当惑することがないですからね。
私のコンサルタントの師匠である
和仁達也先生の体験談をご紹介します。
和仁先生のキャッシュフローセミナーに参加されたドクターのお話なのですが、
そのドクターはまだ開業前で大きな病院に勤務されていました。
ご自身では周りの看護師さんやレントゲン技師さんと、
上手くコミュニケーションが取れていて、
人間関係には自信があったようでした。
セミナーが終わった後で、
「和仁さん、セミナーの話、よく分かりました!
特にお金の話は参考になりました。
だけど、私は人間関係には自信があるので、
特に問題なさそうなのです。
このまま父の診療所を引き継いでやっていきます。」
と、言葉をかけられたそうです。
そして、月日が流れて数年後です。
同じくキャッシュフローセミナーの参加者の中に、
そのドクターがいたそうです。
そしてまたセミナー後に声をかけてこられたそうです。
「和仁さん、以前はお金のことが問題だと思ってましたが、
そうじゃなかったです。
スタッフが話してくれないんです!
どうしたらいいのでしょう?」
と、泣きついてこられたそうです。
このドクターは、自分にはコミニケーション能力が高いから、
自分が開業医となったときも大丈夫だと思っていました。
しかし、現実はそうではなかった。
何が起きたのでしょう?
勤務医の時は周りと打ち解けて色々会話ができていた。
開業医となったら、何も話をしてくれなくなってしまった。
こんな経験は少なからず経験された方が多いのではないかと思います。
なぜ人間関係が変わってしまったかというと、
それは、
立場が変わったからです。
あぁ、そんな事かと思ったかもしれませんが、
とても重要なことです。
立場が違うということは、
求めるものが違うのです。
経営の数値についても、
求めるものが違うことがよく分かりますよ。
開業医は医院が継続して営業できるよう、
利益を重視します。
利益を増やすことは、人件費削減につながるかもしれません。
スタッフたちは、自分がもらえる給料が気になります。
だから、開業医とは逆に給料という費用総額が増えることが望みです。
つまり、一見すると両者は相反することが目的のようになっているのです。
この問題を解決するのに、答えは一つではありません。
両者のバランスを整えたり、把握するのに、
労働分配率
という比率を利用するのですね。
ここは、私のセミナーでも分かりやすく説明してますので、
ご興味があればお申し込みください。
立場がちがうことでギャップが生ずるのは
あたり前のことなのです。
それを承知して事業を引き継げば、
ショックも少なく済みますよね。
話してくれなくなったからと言って、
嫌われてるわけではありませんからね。
両者の関係を更に良くしていくためのヒントは、
またの機会にお話しします(^^
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