不信感を与えないために
過去の数値から仕事をする税理士
数値を活かして過去と未来をつなげる
岐阜市の未来会計士の藤垣寿通です。
毎日ブログ2100日目
おはようございます!
今朝は伊豆下田から発信いたします。
三日間エネルギーチャージしてます。
ほんと癒されます♬
さて、
先日、お客様とお話ししていて
面白い話をお聞きしましたのでご紹介しますね。
そのお客様は新規に融資を申込されていて、
もう6月の融資の実行を待つだけとなっていました。
でね、
A銀行の担当の行員さんから連絡があったそうです。
「最近のウクライナ情勢などがあって
融資の金利を少し上げてもらいたいのです」
その経営者の方は、
予定しているより金利が上がってしまうことに不安となって、
別のB銀行の担当行員さんに連絡されたそうです。
すると、
「うちだったら、
A銀行さんの当初の金利より0.5%下げられますよ」
「さらに融資の額も大きくできます」
そんな提案を受けたので余計に不安に感じて
あらためてA銀行の行員さんにその内容をお伝えしたそうです。
すると、A銀行さんは上長に掛け合ってくれて
「では、うちも頑張ってB銀行の提案の利率より
更に0.5%下げさせていただきます!」
と提案されたそうです。
経営者さんはこう思いました。
最初は上げてもらいたいと言ってきた行員さんが、
他の銀行に聞いたら、
逆に金利を下げて提案してきたって、
最初のウクライナとか言ってたことって
本当なのかなってね。
そんな話をB銀行の行員さんに伝えたら、
さらにA銀行より金利を下げますと言われたので、
そのままB銀行に融資をお願いすることにしたそうです。
そして融資の金額も当初より増額されたそうです。
金利は当初のA銀行より2%下がったわけです(^-^;
A銀行の行員さんが
どんな意図をもって最初に金利を上げる提案を
してきたのか分かりませんが、
何が伝わったかというと『不信感』です。
信用できないと感じられたら最後、
取引をしてもらえなくなってしまうんですよ。
そりゃ当然ですよね。
また嘘をつかれるかと思うと
その人とは話しをしたくありません。
ましてやお金が絡むのです。
当然だと思うのです。
私たちの仕事でも、
いつもメンバー達に伝えているのは
誠実さが伝わること。
料金のことを後から伝えると
不信感につながります。
お金のことは先に伝えることです。
先に言えば説明、
後で言えば言い訳。
他人事ではなく、
自分は人に不信感を与えていないだろうか?
って考えてみましょう。
最新情報を無料でゲット