過去の数値から仕事をする税理士

数値を活かして過去と未来をつなげる

岐阜市の未来会計士 藤垣寿通です。

 

 

 

先日妻と食事に行ったお店の話をスタッフにしたんです。

夕方の開店前から行列になっている洋食のお店です。

私たちは奥のテーブル席で美味しく食事をしました。

とても美味しかったのでスタッフにも教えてあげたんです。

その話を覚えていてくれたスタッフが、

家族でその店を訪れたそうでした。

 

 

 

ですが、ちょっと残念だったとの話を聞いたんですよ。

彼らは少し遅めの時間に店に入り、

カウンターに通されたそうです。

食事の味については何も言ってませんでしたが、

カウンター越しに聞こえていた店主たちの会話に、

ガッカリしてしまったそうです。

繁盛店だから忙しいのでしょうが、

注文に対して面倒臭そうな表情、返事がそこにあったそうです。

カウンター越しだったから、

特にそんな一部始終が見えてしまったそうです。

繁盛店ゆえのおごりがあったのでしょうか。

 

態度悪い店員

 

ガッカリさせられた決め手は、

後で来店されたお客さんに、

「あ、もう閉店なんですよね。」

という話し方だったそうです。

言い方、トーンなど同じ言葉でも感じ方は変わりますが、

この店の場合は、せっかく来てくれたお客さんに対して、

「こんな時間に来るなよな。」

とでも言ってるように聞こえたそうです。

一緒に食事をした彼の奥さんも、

その言葉を聞いた瞬間に、

「もう、この店はないわ。」

と一言。

多分彼らは二度と行かないでしょうね。

 

 

 

この出来事って、

自分は言われていないのに、

その言葉を聞いた瞬間に、

それを自分が言われたと疑似体験してるんですね。

だからその店は、

直接断ったお客さんと、

その言葉を聞いたお客さんを失ったわけです。

 

 

 

こんなことって、

どこでもあることです。

うちの事務所でもありうることです。

もしも、お客様が入口にいらっしゃるときに、

近くのスタッフが電話で乱暴な言葉を使っていたら、

とても嫌な気持ちになるでしょう。

それは自分が言われてるように疑似体験するから。

もしも先輩スタッフが後輩スタッフを叱ってるときに、

お客様が入口にいらっしゃったら、

その言葉遣いによっては、嫌な気持ちになるでしょう。

 

 

自分たちが気づかないところで、

お客様や取引先の人が見ているかもしれません。

どんな姿勢で仕事をしているかです。

見せかけだけじゃいけないんです。

お客さんの前だけ、

ちゃんとしている振りをすればいいのではありません。

嘘の気持ちはすぐに伝わります。

バレてますからね。

目の動き、表情、口調、

それらは相手に気持ちを伝えるのです。

 

 

あなたがお客様やスタッフに向き合う姿勢は、

どんな気持ちでしょうか?

隠しても見られています。

連休が明けて明日から仕事が始まります。

せっかくですから、笑顔で職場に向かいましょうね。

空

 

 

 

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