過去の数値から仕事をする税理士

数値を活かして過去と未来をつなげる

岐阜市の未来会計士 藤垣寿通です。

 

 

 

昨日のテレビ番組でGacktさんが出演してました。

見られていた人もたくさんおられますでしょうか。

マレーシアの豪邸を公開してくれてました。

Gackt自宅

 

 

 

その中で面白い話をしてくれました。

『日本人は「NO」という答えを用意してないんだよね。』

という話でした。

たとえ話が分かりやすかったです。

マレーシアのスポーツジムでの出来事。

Aさんが懸垂ができるマシンの下で腕立て伏せをしていました。

Bさんは懸垂をしようとしていたので、

Aさんに

「そのマシンを使わせてくれないか?」

と聞きました。

Aさんは腕立てをしていただけで、そのマシンは使っていませんでした。

そして、Aさんの答えは、

「NO!」

私たち日本人の感覚だと、

使ってないマシンの下で腕立てしている自分が悪かったと思ってしまいます。

だから、その時の返答にはおそらく「あ、すみません。どうぞ。」

なのに、「NO」と言われてしまったBさんですが、

何と答えたかというと、

「OK!」

と笑顔で答えていたそうです。

Gacktさん曰く、

相手がそのスペースを使っていることをリスペクトしているから、

断られても気持ちよく「OK」と言えるのだそうです。

 

 

 

日本人は断ることが苦手。

NOと言えない人が多いですよね。

私もそんなところ、あります(^^;)

自分自身がNOと言われたくないから、

NOと言ったときに相手がどう思うかを考えてしまい、

結局断ることができないというスパイラルは、

日常の中にありふれてます。

 

 

 

こんな光景を亡くそうとすることは、

とても大変ですよね。

人は簡単に変われません。

でも、私はコンサルタントの和仁達也先生から、

こんな対話の型を教わりました。

まさに日本人向けの話し方です。

考え方が楽になれますよ(^^)

 

コンサルタントの対話術

 

これは、営業の人が物を勧める時に使える話し方です。

「この商品を買ってください。」

とお願いすることって、

ちょっと勇気がいりませんか?

だって、NOと言われるかもしれません。

仕事と分かっていても、

NOと言われたくない。

だから、うまく言い出せずに、

結局販売トークをできずに終わってしまうなんてこと、

ありませんか?

そんなときに使える話し方。

「この商品を買っていただいてもいいし、

ご自身で時間かけて既存の商品で代用してもいいです。

でも、どちらがあなたにとって便利ですかね?」

なんて聞き方をしてみたらどうでしょう。

この場合だったら、

NOと言われる選択肢はありません。

もし買ってもらえなくても、

その時の回答は

「自分でやってみるよ。」

です。

断られた感はありませんね。

だから、販売トークをためらうこともなくなるのです。

 

 

 

日本人だから相手のことに気配りできる良さがあります。

無理してNOと言い切る努力をしなくても、

そうしなくていい方法を考えてみるのもいいんじゃないでしょうか。

 

 

 

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