貯金を増やすために一番有効な方法|家計のお金の話
過去の数値から仕事をする税理士
数値を活かして過去と未来をつなげる
岐阜市の未来会計士 藤垣寿通です。
おはようございます!
今日から5月です。
連休の中日ですが、
藤垣会計はカレンダー通りの営業です。
今日は事務所での業務と事務所ミーティングの後、
夜は初めてお会いする人との相談業務です(^^♪
今日はお金の話をしましょう。
会社のお金の話と、
家計のお金の話は、
つながっています。
コンサルをするときには、
社員向けにお金のセミナーをすることがあります。
そこでは、社員さんの家計の話から始めます。
話題が自分事になることで、
みなさん前のめりになって話を聞いてくれますね。
その家計の話のゴールは、
「どうしたら貯金を増やせるか」
です。
貯金を増やすためには、
二つのアプローチがあるのです。
貯金そのものではなく、
貯金以外の二つのことを考えます。
1.収入を増やす
これは自分でコントロールするには
難しいですね。
営業成績に応じて収入が増えるような仕事であれば、
仕事を頑張ればいいでしょうが、
そうじゃないサラリーマンには
難しいですよね。
社員向けセミナーでは、
この収入を増やす方法を
会社のお金の話とリンクさせてお話をしています。
だから収入は増やすことができるのです。
でも、ここでは簡単ではないとだけお伝えしておきますね。
2.支出を減らす
収入を減らすのが難しいのなら、
支出を減らすしかないです。
支出には2種類あります。
コントロール不能な税金や社会保険料などの支出と、
いわゆる固定費というものです。
そして固定費には、
(1)日常固定費
(2)娯楽固定費
があります。
日常固定費とは、毎月必ず必要となる費用です。
例えば、家賃や住宅ローン、水道光熱費、携帯電話、学費など。
娯楽固定費とは、例えば外食、旅行、趣味、映画など。
支出を減らす場合、
上記のどれかを減らすことになりますが、
どこから減らしますか?
簡単に減らせるものは娯楽の外食や映画などだと思われるでしょう。
しかし、大事なのはそこではありません。
本当に減らすべきなのは日常固定費の方なのです。
そもそも貯金ができないということは、
無理してるんですよ。
分不相応というか、
自分の収入に見合わないものがあるのかもしれません。
見栄や外見で買い物をしてませんか?
大きな買い物をするときこそ、
その後に続く支払いのことをちゃんと考えるべきなのですが、
ついつい何とかなるだろうと予算を超えてしまう。
この「ついつい」は絶対禁物です。
例えば、家を買う事を決めたら、返済できる上限を必ず守ること。
上限というのは限界値です。
だから上限になってしまえば、生活は苦しいのです。
その上限さえも越えてしまうということは、
その後の生活は、下手をすれば数十年にわたり辛いものとなるでしょう。
そうならないために、絶対に予算を超えないこと。
今の話は固定費を上げないための最重要ポイント。
一度上がってしまうと戻せないものがあるからです。
車の購入もそうです。
必要ないほど大きな車じゃないですか?
そのオプションは使いますか?
今の車はオプションで高価になるよう仕組まれています。
車も要注意ですね。
そして、残念なことに既に家も車もローンを組んでしまった人。
ローンの組み換え、借り換え、繰り上げ返済、家の売却など、
検討すべき事はいろいろありますよ。
ご自身に合った対応をする。
また、固定費には「これは外せないでしょ」という思い込みがあります。
その携帯電話代金は、本当にそんなに必要ですか?
キャリアを変えてはいけませんか?
プラン変更すればいいじゃないですか。
その思い込みが、改善を阻んでいると考えましょう。
娯楽固定費の方が楽に減らせるのに、
なぜ日常固定費なのですか?
そんな質問を受けたことがあります。
なぜ娯楽固定費を減らしてはいけないのか。
それは、続かないからですよ。
十年も二十年も、楽しみを我慢して生活できますか?
そんなこと無理でしょ?
だから、日常固定費が低く収まる仕組みを作ることが最重要なのです。
ちなみに、最近の若者は、
貯金を貯めるために、
娯楽的要素まで切り詰めてしまってる印象が強いです。
もっと人生楽しむことを知ってほしいですよ。
いろいろな考え方はあると思いますが、
私は大きな家を建てることで苦労するのであれば、
そんな家を建てることが間違っていると思ってます。
古い人は大きな家を建てることが甲斐性があるとか言いますが、
そんな見栄、どうでもいいです。
はっきり言います。
どうでもいいですよ。
人の目なんて意識して、
自分の将来の貯金が貯められないなら、
本末転倒ですね。
貯金を増やすためには、
日常固定費をまず抑えることです。
そして、収入を増やすこと。
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