過去の数値から仕事をする税理士

数値を活かして過去と未来をつなげる

岐阜市の未来会計士の藤垣寿通です。

毎日ブログ2147日目

 

 

おはようございます!

今日は経営者の考え方の話しです。

税金のことを、

「取られる」

という言い方をする人が多いんですよね。

私は経営者の方に

「納める」

と言い換えてもらうように話してます。

これは私が租税教育に関わる仕事を

するようになってから変わったことです。

 

 

なぜなら、

税金を払うことは罰でもなんでもなくて

むしろ納税は社会貢献なのです。

中学生や高校生に税金の授業を行うと、

税金がないと私たちの生活は困ってしまうことを

よく理解してくれるんですよね。

中には、

「うちのおばあちゃんが税金を払いたくないって

言っていたから、

払わないといけないって教えてあげる」

そんな児童もいるんですよ。

 

 

経営者の本音は、

税金を払いたくないということではなく、

『お金を減らしたくない』

なのです。

それは会社を守っていかなければならないから。

 

 

だからこそ、

税理士はちゃんと会社の状況を把握して

使える税制優遇措置を活用していくんですよ。

できる限りの節税はするのですが、

なんでもかんでも節税すればいいのではありません。

 

 

会社のお金のことを分かっていない経営者は、

利益が出ないように交際費をどんどん使うと言います。

交際費で払ったお金は返ってきません。

税金は会社の利益の中の一部を納めるだけなんですよ。

全部経費として使ってしまったら、

税金は払わなくても済むかもしれませんが

そもそもお金を失ってしまっているんですよ。

本末転倒な間抜けな話しですね。

 

 

節税には

お金の支出を伴うものが多く存在します。

弊所でも活用している生命保険でも

お金を支出します。

ちゃんと出口戦略を考えずに

保険に加入しすぎても、

それは後から困ったことになるのですね。

節税をすればするほど

お金はなくなる傾向にあります。

ちゃんと税金を納めたほうが、

お金が貯まるという事実に

経営者は早く気がついてください。

 

 

成長企業は設備投資が増加していきます。

すると帳簿上利益は増えるけれど

キャッシュがないという状態になります。

売上が増加傾向にある企業も同じです。

売掛金と買掛金が増加していくと、

先に支払いが来るため、

お金がショートしやすくなります。

資金がなければ会社は倒産してしまいます。

資金繰りの先行きを見ていくことが

成長企業には必須なのですね。

お金の流れに不安がある人は

ぜひご相談くださいね(^^)

 

 

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