売上は見せかけ、大事なのは○○。
過去の数値から仕事をする税理士
数値を活かして過去と未来をつなげる
岐阜市の未来会計士 藤垣寿通です。
毎日ブログ696日目
おはようございます!
暑い日が続きますね~。
梅雨が明けると、
いよいよ夏ですね(^^)
昨日は午前中はクライアント様の役員会に出席、
午後からは決算報告で3件のクライアント様とお会いして、
夕方は事務所にてミーティングでした。
お客様とお会いしてお話しすることが
とても楽しいですね♬
ちなみに夜はランニング!
秋のフルマラソンに向けて
サボりがちだった練習を再開です(^-^)
あるお客様は毎年毎年、
売上が増収を続けていて、
今年も売上目標を達成できるかと
楽しみにしていました。
しかし、今年は大口の臨時の仕事が
去年より減少していて
売上は10年ぶりに減少に転じました!
これだけ長い間
売上が伸び続けていると、
伸びているのが当たり前に感じてしまいます。
とうとう記録更新が止まります。
しかし、
これで良かったんですよ。
実はね、
利益の金額は過去最高額に
並ぶところまできました。
営業スタッフには利益を重視するように
1年間言い続けてきました。
これが効いたのかわかりませんが、
実際に最高益になったのです。
増収増益というのは、
売上が増えて利益も増えること。
これが一番いいように見えますが、
そうとも限りません。
売上が下がっても、
利益が増えるということは、
今までよりも効率的に
儲けることができているということ。
売上を増加させようとする場合、
単価アップで対応できればいいのですが、
大半はそんな風にはいきません。
売上を増やすということは、
販売するための人を増やすとか、
店舗を増やすとか、
固定的にかかる費用を増やすことで
売上が増加する場合がほとんどです。
今の時代、
採用難と言われていて、
売上を増やすことに重点を置くというのは
会社をとても危険な状態に
向かわせているのかもしれません。
人が採用できることが前提の戦略というのは
一歩間違うと総崩れするかもしれないですよね。
売上というのは
所詮は見せかけの数字。
粗利益が増えたのか減ったのか。
ここを基準に考えられるかどうかが
大きな分かれ目です。
どれだけ売上をあげても、
利益がなければ会社は永続できません。
粗利の中から、
固定費と利益は生まれるんですからね。
売上ではなく、
本質がどこなのかを
しっかり見据えた経営ができることが
これからの時代を生き抜くための
ファクターの一つですね。
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