給料はもっと払いたいんです！
過去の数値から仕事をする税理士
数値を活かして過去と未来をつなげる
岐阜市の未来会計士の藤垣寿通です。
毎日ブログ2532日目
おはようございます！
7月に入るとソワソワしませんか？
そう、
7月はボーナスのシーズンなのです。
経営者にとっては、
社員たちに日頃の頑張りを労ってあげる機会です。
金儲けに走ってしまっている経営者にとっては
苦痛なものかもしれません。
私も独立して間もない頃は
賞与の支払いをどうやったら少なくできるかって
考えたこともあります。
会社の経営が思うようにいかないときは
将来に対して不安になります。
給料や賞与を払ってあげるのは良いけど、
それが当たり前になったらどうしよう、
なんて考えたこともありましたね。
でもね、
今ではそんなことはあまり考えることはありません。
「あまり」と言ったのは、
今でも将来に対して不安は消えませんよ。
実は今年は昨年と比較すると売り上げは維持してますが、
利益ベースで考えると大きく減少しています。
理由は簡単。
人が増えたからです。
これは先行投資であり、
先に人を増やしていかないと
会社は成長できません。
常に余剰人員を持ちながら
次の手を打っていくのです。
だから新しいことにたくさんチャレンジできるのですが、
人を入れたばかりのうちは
生産性が落ちて効果的に働けていない状態になります。
これがいつまでも続くようだと不安になります。
うちの場合は事務所の移転、システムの入れ替えを控えています。
移転するとなるといくらかかるのか？
事務所を立て替えてもらうと軽く億は越えていくでしょう。
システム入れ替えで数千万、、、
こんなことを考えながら独りで考えていると
不安は出てくるんですよ。
でも不安なんて消えるものではないので
メンバーを信じて頑張るだけだと言い聞かせて
前に進むのです。
藤垣会計では、
以前と比べると賞与は大きく下がりました。
その分を基本給の増額に振り替えたからです。
数年前に改定したのですが、
基本給が1.2倍になったんですよ。
これもメンバー達の残業単価を上げるためでした。
下がってしまったけれど、
インセンティブは減らしたくないので、
コンサルや新規の獲得、値上げしてくれたメンバー達には
しっかり報いていきます。
私がちゃんとけじめを付けないといけないと思うのは、
納得感です。
この一年の中で、MQ獲得という大きな目標設定を
メンバー達にはしてきました。
これは、どれだけ売上、つまり仕事に貢献したか？
という客観的数値です。
みんなが自分の給料の3倍は稼がないと
事務所の維持はできません。
5倍だという方もいらっしゃるくらいです。
3倍は目標、2.5倍は必達。
そんな数値を掲げて行動にフォーカスしてきましたが、
ここが足らないメンバーもたくさんいるわけです。
目標達成できていないメンバーに対して、
「よく頑張ったな」と本音で言い切れるかというと、
そうではなく、
「あなたはまだまだできる！」
こんなメッセージです。
メンバーを物心ともに豊かにすることが
私の願望のど真ん中です。
給料は上げていきたいのです。
これはどんな社長でも思っていることです。
そのために経営者は頑張っているのです。
私が尊敬する経営者であるアチーブメントの青木社長は、
賞与は感謝報奨金と呼んでいるそうです。
そして本人の頑張りによって賞与額をきめておられるそうで、
金額がゼロのメンバーにも直接手渡しで給料袋を渡すんだそうです。
辛いと思いますが本人の成長のために
しっかりメッセージするんだそうです。
この時期になると、
私も経営者として多くの葛藤に駆られます。
しっかり向き合っていきます(^^
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