クラウド会計システムは全自動ではない
過去の数値から仕事をする税理士
数値を活かして過去と未来をつなげる
岐阜市の未来会計士の藤垣寿通です。
毎日ブログ2544日目
おはようございます!
最近ではインボイスの対応も含めて
クラウド会計システムの活用を増やしていこうと
事務所の中では動き出しています。
というのも、
インボイスでは領収書に書かれたインボイスの登録番号の確認など
記帳代行の仕事の中で請け負うことになると
相当量の仕事が増えると思われます。
同じ料金のままではとてもできません。
だからこそ、
記帳代行から自計化を進めていかなければならないのに、
実際にお客様先でソフトを活用していただいているところは
その多くがなんちゃって自計化。
自分で入力してますよって言う割には
こちらで訂正だらけというパターンです。
自計化している前提で顧問料の設定をしているので
実際には会計事務所側で時間がかかってしまうので
なかなか問題があるんですよね💦
どの会計事務所でもあるあるなパターンらしいです。
でね、
聞いた話ですと、
クラウド会計のシステムで取り込みだけを行ったまま
確定申告してしまったという人もいるみたいですね。
取り込んだだけで訂正も何もしていないので、
科目は間違うし、
内容が重複するし、
というわけで通帳の残高も間違いまくっているとのこと。
知らないって怖いですね💦
クラウド会計ソフトは取り込みが半自動で
前回の科目選定パターンを記憶してくれているので
そのまま同じ内容であれば自動で科目が設定されるという
メリットがありますが、
それだけなんですよね。
ちゃんと内容確認して、
必要に応じて修正して、
現金取引などは追加入力していかなければいけません。
間違いまくっている人には
税務調査が来ないことを祈るだけです。
チャットGPTの利用について
さかんに取り上げられていますが、
便利なツールを使えるだけのスキルを身に付けないと
何事も逆効果です。
無知はコスト。
学んでいきましょう!
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