「ごめんなさい」では済まないこと
過去の数値から仕事をする税理士
数値を活かして過去と未来をつなげる
岐阜市の未来会計士の藤垣寿通です。
毎日ブログ1152日目
おはようございます!
9月最後の週末ですが、
今週も天気はグズついてますね。
秋らしく涼しくなってほしいですね~。
最近お会いしてない親戚の方がいるのですが、
昨日ふと思い出したことをお話ししますね。
妻の方の親戚の人で、
かなり変わり者の雰囲気の人がいます。
もうすぐ60歳のおじさんなのですが、
そうとは思えないくらいチャラいんです。
いい年して目じりが下がってきたという理由で
整形をしたんだとか。
お金の使い方も変わっていて、
勝手に外車を買ってきたり、
好きなことには自由にお金を使ってしまいます。
当然奥さんとも関係が悪くなり、
今では家庭内別居。
その生活を10年近く続けている人なんです。
その人は人の立場に立つことが苦手で、
人から恨まれてたり、
嫌われていても、
自分では気が付かないという
幸せな人なんですよ。
仕事をクビになった後で
在職中の時のお客さんのところに
営業に行ったそうなんです。
その時、以前のお客さんから言われた言葉が、
「だいたいお前のことは
ずっと嫌いだったんだよ!
だれがお前と取引なんてするんだ!」
こう言われて自宅に帰ってきて、
「俺、嫌われてたみたいだわ。」
って不思議そうに話してたんだって。
変わってるでしょ(笑
でね、
なぜこんな風になったかというと、
多分その人の考え方が悪いんですよ。
その人は何か失敗したり、
ミスをした時に、
すぐに謝るんだそうです。
でね、
相手がしょうがないから許してくれますよね。
すると、
「許してくれたから
その件はもうチャラになった」
と思うそうなんです。
反省とかないんですよ。
なぜかって、
許してくれたんだからね。
二度目のミスをした時に、
またすぐに謝るんですよ。
で、許してくれると思うんです。
でもね、
以前に同じことをされた人は
しっかり覚えてますよ。
また同じことやらかして!って
頭に来るのが普通です。
でも、それが理解できない。
だって、前の分は許してもらってるから。
ちょっと変わり者の
親戚のおじさんの話はこれまで。
こんな考え方が
なぜいけないのかというと、
人は小さな約束を守ることで
少しだけ信用がもらえます。
この信用をコツコツ積み上げて
ようやく今の信用を築き上げるのです。
信用とは過去の実績のこと。
でも、
信用は失うときは一瞬なのです。
何年もかけて築いてきた信用でも、
一度の失敗で全て失うことだって
あり得るのです。
この考え方が分かっていれば
謝って許してもらえば問題がなかったことになるなんて
思えるわけがありませんね。
一度失いかけた信用は、
これから長い年月をかけて
築きなおしなのです。
その間にまた失敗があれば、
もう取り返せないでしょう。
一度の失敗だけでも
アンテナが立ってる人は得るものが大きいが、
何も考えてなければ何も得られません。
失敗を糧にできるか、
ただのミスで終わるか。
一事が万事と言われない生き方をしたいね。
この差は大きい。
この差が人生を分ける。
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