過去の数値から仕事をする税理士

数値を活かして過去と未来をつなげる

岐阜市の未来会計士の藤垣寿通です。

毎日ブログ1151日目

 

 

おはようございます!

毎月月末はお客様のところへ

決算報告に出かけます。

毎日、いろいろなお客様と話をしますが、

それぞれに課題があるのですね。

話しをして、

元気を出してもらえると

こちらも嬉しくなりますね♬

 

 

 

さて、

決算が終わるのを待っている人はだれか?

社長はもちろん、

税務署?

いや税務署は別に待ってないです。

でも期限内に出さないと余計な出費など

大変なので期限内に出すだけです。

答えは銀行です!

 

銀行員 

 

銀行融資を受けていない人には

銀行が待ってることはありませんが、

ちょうど融資の申し込みをしていた時には、

「まだかまだか」と言わんばかりに

催促されることがあります。

 

 

でも当たり前ですよね。

銀行は企業の状態を見て

お金を貸すわけですから。

あなたも気を付けてくださいよ。

お金を借りたがっている人は

借りることで頭がいっぱいなので

返すことを考えていません。

誰かにお金貸してくださいって

お願いされたときには

必ず

「で、いつまでに、どうやって返してくれるの?」

って確認してみてください。

その時に、

「へ?」

って不思議な顔をしたら

財布を閉めて、

さっさと帰ってきましょう。

 

 

言いたかったのは、

銀行はお金がちゃんと返済していけるのかどうかを

確認したいのです。

だから現在の状況を見ているのです。

でね、

利益が出てればいいのかというと、

そうではありません。

もちろん、利益があればいいのですが、

利益がすべてではありません。

むしろ、

資産と負債の状況が

大きなポイントになるのです。

 

 

なぜか?

その年の利益がわかるのは

損益計算書です。

決算時点の資産と負債の状態が分かるのが

貸借対照表です。

銀行がどちらを重視するかというと、

貸借対照表なのです。

一年だけの利益だけ見ても、

来年のことはわかりません。

でも、

その時の預金残高は事実存在してます。

その時の負債の残高は、

支払いをしなければ減りません。

ずっと残るわけです。

そういう意味で、

未来の状況を知りたければ

貸借対照表を見るしかないのです。

 

 

銀行はこの中におかしなものが計上されていないかを

確認したがります。

例えば、

役員への貸付金です。

資産の部に計上されている貸付金。

これがもし増えていたら?

それは、

銀行が貸したお金が、

会社で利用されずに

役員に流れていると判断されてしまいます。

だから、

そういった項目を確認したがるのですね。

そのうえで問題がなければ

お金を貸しても大丈夫だという決済が下りるのです。

 

 

銀行に対して重要となる指標は

資産や負債のところにあることを

おぼえておくと、

何かに役に立つかもしれませんよ(^^)

 

 

 

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