過去の数値から仕事をする税理士

数値を活かして過去と未来をつなげる

岐阜市の未来会計士の藤垣寿通です。

毎日ブログ2742日目

 

 

おはようございます!

昨日は税務調査の話をしました。

税務調査って事前予告があるのですが、

事前と言っても

「来週どうですか?」

という感じで聞かれることもあって、

暇ならいいのですが予定の調整はなかなか難儀を極めるんですよね。

そんなとき、どうしてるんですかと聞かれたらなんて答えるかなって思いまして

今日のブログとなりました。

 

 

仕事柄、イレギュラーなことがほとんどない人もいるでしょうが、

税理士にとっては税務調査はイレギュラーの典型例です。

予定通りに仕事をこなせないのが大いにストレスなので

私なりにできる事をしています。

一番大きいのが書面添付制度の活用です。

 

 

書面添付制度とは、

税理士が税務申告に当たって何をどこまで確認したのかを詳細に記したもので、

これは税務当局にとっても必要のない調査を減らすことができるために活用されている制度です。

税務調査がなくなるわけではありませんが、

調査の前には税理士に意見聴取して、

それでも解明しなかったときに税務調査に移行するという制度なのです。

この制度を利用している場合には、

税務調査の発生率は実際に大きく下がるんですよ。

もちろん虚偽の書面を提出すれば税理士が処分されます。

だから何でもかんでも提出できるものではありません。

私の事務所では一度税務調査がありお客様の仕事の実態が理解できたところには

書面を添付することが多いですね。

こうやって税務調査そのものが省略できるように

しっかり決算を組んでいるのですね。

こうやって税理士側でできる事はしています。

 

 

そうはいっても調査はあるもので、

そんな時はどうする?という話です。

実は昨日は仕事では調整日でした。

毎日予定をびっしり埋めてしまうと身動きできなくなります。

できる限り日々の予定の中にはバッファとなる余裕時間を設けています。

バッファとは、

「余裕」「緩衝」「ゆとり」の意味の英語です。

時間の余裕を意味して使われていることが多いですね。

来客予定やzoom、訪問の予定を分単位で入れている人がいますが、

これでは調整など不可能になります。

また、頭の切り替えも難しくなるので仕事のクオリティも下がります。

私は多くても午前に面談2件、午後に3件。

これ以上のタイトな予定は極力組まないようにしてます。

そうすると毎日が埋まってくるわけではないので、

昨日みたいに午後にメンバーとの面談があるくらいの予定になる日も出てくるんですよ。

バッファがあるから税務調査があっても

なんとか予定をズラしてもらうことで3日や4日程度は確保できるんですね。

 

 

でもこれからは事務所の外でのいろいろな役をいただくことが多くなるので、

そうなると自分の予定にバッファを入れることも難しくなります。

より精度高く事前対応の仕事を求められてくるので、

私自身のタイムマネジメントのスキルを磨いていく必要がありそうです。

常に向上心を持って成長していきたいものですね。

 

 

 

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