税理士は慈善事業?
過去の数値から仕事をする税理士
数値を活かして過去と未来をつなげる
岐阜市の未来会計士の藤垣寿通です。
毎日ブログ2955日目
おはようございます!
今日は税理士という業種の特性について
お話ししたいと思います。
税理士の平均年齢はかなり高齢でですね、
50前後の私なんて若手なんですよね。
バブルの頃からお仕事をされている税理士さんは
何もしなくてもどんどんお客さんが増えて、
報酬もどんどん上がるような、
素敵な時代を過ごされたんだと聞いています。
残念ながら現在ではそこまで楽な経営はできませんね(^-^;
でね、
以前、税理士会の懇親会でベテランの税理士さんから
こんな話を聞きました。
「もううちのお客さんは赤字ばかりで
顧問料も未収でもらえないところばかりで
困ったものだわ。
だれか事務所を引き継いでくれないかしら」
私はちょっとびっくりしました。
未収なのに税理士顧問を続けているんだと。
でもよく思い出してみると、
私の先代の大先生も赤字のお客様に
べらぼうに値引きした顧問料で顧問をしていました。
よくよく聞いてみると、
「ずいぶん昔は儲けさせてもらったからなぁ」
なるほど、そういう関係があったから
会社の経営が悪くなったお客様を簡単に切れないんだと分かりました。
藤垣会計も先代の先生から事業を引き継いだため、
まだまだ最近まで昔の超低額な顧問料で継続してきたお客様が
いらっしゃいました。
でもね、
私は昔の恩恵は全く受けておらず
なんの義理もありません。
もう10年もそれでお付き合いさせていただいたので
これからは私たちがやりやすい状態で仕事ができないお客様には
どんどんリクエストをさせていただきます。
最近では、
作業量がどんどん増えるお客様に他の税理士の先生に
変わっていただくお願いをさせていただいたり、
本業ではない社保の手続きについて
社労士の先生に代わっていただくことができたり、
ちゃんとお願いをしていくことで
事務所の業務のイレギュラーなことは
減っていくものだなぁと実感しています。
うちの勝手ばかりは言えませんが、
税理士業もビジネスとしてはっきりとしたスタンスで
関わらせていただこうと考えています。
なぜなら、
自分が稼げていないのにお客様に指導なんてできない。
自分の社員をちゃんと守ってあげられないのに
お客様に指導なんてできない。
そう考えているからです。
赤字のコンサルタントにコンサルを依頼する経営者って
多分赤字は治らないと思いませんか?
藤垣会計は人財を育成して
より一層クオリティが高い税理士事務所を目指していきます。
楽しみにしててください!
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