こんばんは!

今日は週に一度のロータリの例会の日でした。

そして卓話がロータリー財団のお話しでした。

ロータリーのことを知らない人は、

ロータリー財団という名前を出すと

もっと意味が分からないと言われてしまいそうです。

 

 

ですが、

それが正解なのです(笑

なにしろ財団のことはロータリーの会員の人も

ほとんどの方が中身を知らないという

なかなか複雑で分かりにくい制度の中で成り立っている財団なのです。

 

 

でもね、

この財団なくしてロータリーの活動は語れないのです。

なにしろ各地のロータリークラブが慈善活動などをするための

イベントを企画した時に補助金を出してくれるのが

このロータリー財団だからです。

一度の補助金が100万円を超えてくるので、

ちょっとした企画をするときには

1年前から財団に申請を出して承認が下りて、

その通りに事業を実施して補助金がもらえるという仕組みになっています。

 

 

私も地区の財団の委員になって間もないので

詳しいことはまだまだ分かりませんが、

そういう補助金などを取り扱っているのですね。

 

 

そしてタイトルにもある寄附です。

各ロータリークラブで毎年この財団に寄付をしています。

この寄付額によって各クラブへの補助金の上限が決まるので、

寄附はとても大事なのです。

でもただ単に寄付したいという人はいません。

寄附して満足できるようになるためには

その目的を知る必要があると思うのです。

そのことを今日の例会で卓話の後半でお話をいただきました。

 

 

あらためて国際ロータリーの目的の一つに

世界平和活動と紛争解決

とあります。

でもこれ、

ただのうたい文句ではないのです。

本当にロータリーのこの寄付の中から多くの活動が行われているのです。

一つはポリオという小児麻痺の根絶活動です。

まだ中東のごく一部ではポリオが残っています。

このほんの少しが根絶できていないために

子供たちへの幼少期のワクチン接種には

ポリオのワクチンが含まれているのです。

今は一人の子供に約2万円の予算が必要になっていて

それを市町村が負担しているのです。

子供は全員混合ワクチンを打ってますからね。

ポリオが根絶できたなら、

大きなお金が助かるのです。

私たちの生活にも役に立つのですね。

そうやってあらためて自分のことに置き換えられると

寄附することへの意味付けができるということです。

 

 

何をするにも、

そのための意味が分からないと

どうしても否定的に思ってしまいます。

だからこそ、

人に何かを伝えるとき、

お願いするときには

必ずその意味をセットで伝えてください。

覚えておいてくださいね!

 

 

 

藤垣会計事務所