過去の数値から仕事をする税理士

数値を活かして過去と未来をつなげる

岐阜市の未来会計士の藤垣寿通です。

毎日ブログ3648日目

 

 

こんにちは!

今日は高山での研修講師をしてきました。

帰りの電車の中でこのブログを書いています。

7月に岐阜県下5会場でお話しさせていただいた税制改正の話は

物価変動により税制の基準値がいくつも改正されたり、

基礎控除と給与所得控除が大きく改正されました。

 

 

バブル崩壊後の日本は

ずっと物価が変わらないという異常な状態が続き、

それが当たり前のようになっていました。

それが今は毎年物価が2%異常上昇し、

マイナス金利だった日銀の金利もどんどん上昇し

それにつれて銀行の貸出金利も上昇して決ました。

私の事業融資で当時0.9%でお借りしていた融資の金利は

すでに1.4%になっています。

金利があるのが当たり前の時代に変わったのです。

 

 

少し前に銀行の担当者がこんな話をしてました。

「私が入行して以来金利が上がることなんてなかったので、

どうしていったらいいのか正直分からないんです」

確かに30年も物価が変わらず金利もほとんどかからない時代でした。

過去の時代を知ってる人はもう定年前の世代ですからね。

 

 

今年の税制改正では所得税の基礎控除など

物価が変わっていく中で税制の基準となる数値も見直しがされました。

また基礎控除等については令和10年分以後は物価の変動に合わせて変わるそうです。

確かにそうあるべきですが、

税制はずっとこれらの数値を変えずに来ていたのは

卑怯な気がしますね。

 

 

数年前に住宅ローン減税の控除率が

1%から0.7%に引き下げられました。

これは当時の融資の金利が0.5%程度だったのに対して

控除率が1%なのはおかしいと会計検査院が指摘したからです。

確かに現金を持っている人があえて融資を受けて安い金利を払い、

住宅ローン減税で高い金利分を減税してもらえるのはおかしいですよね。

でね、

この改正は適正な話なのですが、

これからの時代は金利がどんどん高くなっていく時代です。

定期的に住宅ローン減税は見直されていますが、

借入限度額の上限は上がるものの控除率については

改正の見通しはありません。

こちらも見直されるべきですよね。

 

 

物価が変わるということは過去の借り入れ負担が実質下がっていくことでもあります。

国の借金の価値も減っていくことになるので

国は長期的にインフレに持っていくんだという話を聞いたことがあります。

でもよく考えたら借金も目減りしますが、

現金預金も目減りしていきます。

うまく資産のバランスを整えないといけません。

お金の知識がないと知らない間に財産が目減りしてしまいます。

あなたは自分の資産はちゃんと守れていますか?

藤垣会計事務所