夜明け前が一番暗い
過去の数値から仕事をする税理士
数値を活かして過去と未来をつなげる
岐阜市の未来会計士の藤垣寿通です。
毎日ブログ1343日目
おはようございます!
毎日が予測不可能な日が
続きますね。
経営者の方々には本当に
心配が尽きませんね。
今は世の中の出来事に惑わされず、
しっかり冷静に先を読み、
自分が信じた道を歩むのみです。
とにかく自分がコントロールできることに
集中していきましょう!
さて、
弊所ではコロナウィルスのことで
相談が集中してきていること以外に、
組織の構造の変化が
いよいよ混沌としてきたなぁと
感じています。
というのも、
会計事務所というのは
一般的にはお客様ごとに担当者がいて、
その担当者にサポートメンバーが
ついてデータ入力などをするという
担当者とサポートメンバーという組合せで
仕事を回しているんですね。
多分そんな事務所が多いんだと思います。
経営者である税理士は、
お客様ごとに担当者を付ければ
任せておけるので管理が楽なんですよ。
しかしこの担当者制には大きな問題点があります。
一つは属人化といって、
その担当者じゃないと分からないことが
たくさんあるのです。
というか、
ほとんど担当者しか分かりません。
その担当者が休むと、
問い合わせがあっても
誰も回答できません。
さらに担当者が退職するとなると、
大混乱が起きるのですね。
また、新しくお客様が増えたときに、
普通の会社では喜ばしいことですよね。
しかし、
会計事務所の職員にとっては
そうではないんです。
だって自分の担当が増えたら
忙しくなるでしょ?
だから代表の税理士先生と目が合うと
「じゃあ、〇〇君、よろしく頼むよ」
と言われないか、
怖くて仕方ないのです(^-^;
これって、
とても残念な会社です。
担当者制には良さもあるけど、
悪いこともたくさんあるんですよ。
だから、
それをぶち壊そうとして、
製販分離というプロジェクトを立ち上げて
3年プランで組織構造を
変え始めているところなのです。
そして、
いよいよ混沌としてきました。
というのも、
担当者とサポートメンバーは
紐付きのセットになっていましたが、
それをごちゃごちゃにしてきたんです(笑
これには理由があって、
担当者ごとの癖や独自のやり方を
標準化しようとしていたのです。
そして、
この紐付きが外れた時に、
担当者が誰に仕事を頼んだらいいのか、
管理ができなくなってきたんですよ(^-^;
チームリーダーもバランスを見るのが
難しくなってきました。
なぜ難しいのか?
それは、
担当者とサポートメンバーを
剥がしてきたのに、
いまだに旧体制である担当者制を敷いているから。
その解決策は何かと言えば、
3年後のイメージしている組織図の形に
変えていくことなんですよね。
思い切って、
データ入力部門として
一つのセクションとして考え、
仕事を振り分ける管理者を
設ける時期になってきたんですよ。
あらたな組織構造に変えることは
大きなリスクでもあるし、
変化は一時的な苦痛を伴うかもしれません。
しかし、
組織論のU理論にもある通り、
混乱を越えなければ、
新しいフレームは創造できないのです。
チームビルディング的に言えば、
「Uの谷をくぐる」と言いますが、
この谷を落ちた後でしか、
新たな構造が出来上がらないとしたら、
今がその谷を落ちているときなのですね。
混乱からしか見えない景色を、
今見始めているのかもしれません。
明けない夜はない。
そして、
夜明けの直前が
一番暗いんだといいます。
そう、
この暗闇は必ず明けるんです。
そして暗闇が深ければ深いほど、
明けた時には明るい未来が待っているのです。
コロナウィルスで苦しんでおられる
経営者の方も今が一番苦しい時です。
後どれだけ続くのかは
まったく分かりません。
しかし、
必ず復興の時が来るのです。
その時のために、
今は耐えしのぐ時です。
みんなで乗り越えましょう!
いつでも相談に乗ります。
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